6月も今日を含めて残り3日で、今年も半分が過ぎようとしています。新型コロナの感染者はゼロになるどころか、都心を中心に増加している状況ですが、早くゼロになる事を願ってやみません。
先日届いたICM1/48Do217J-1/2で今月はもうキットの到着はないだろうと確信していたのですが、その確信が見事に外れ、新たに予約していたキットが2個届きましたので、紹介させて頂きます。来月の支払い額がちょっと心配です。
まずは一つ目。
「レトロウィングス1/72メッサーシュミットBf109Z-1試作双発戦闘機」です。レトロウィングスって初めて聞くメーカー名ですが、イギリスのメーカーだと言う事以外、詳しい事は分かりません。箱絵を見てお分かりだと思いますが、中身はAZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個入っており、2個を繋ぎ合わせるための中央翼のパーツなどをこちらのメーカーでパーツ化した物を加えた内容となっています。 で、ここでちょっとあれっ?と思われた方はいませんか! Z型って-1とか-2なんてあったけ?と言う事もそうですが、それよりもこの箱絵、何かおかしいと思いませんか? これについてはのちほど…。
中身です。上に書いたように、AZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個に、追加された中央翼パーツ及びあとで紹介するZ-2用のアンテナパーツなどを加えた構成となっています。封印されてるので、説明書の確認が出来ないのが残念です。説明書だけでも別にして欲しいですね。キャノピーのマスキングが入っているのは嬉しい点です。
でっち上げられたマーキングは3種類。なんと日本機仕様もあって、ちょっと惹かれますが、1番を選択する事はないですね。日本機仕様で行きますかね。でも、機首下部の黄色は要らないような…😊 デカールは、同社で作成されたもののようです。
続いて2キット目です。
同じくZ-2で、こちらは”試作双発夜間戦闘機”となっています。メーカーでは昼間タイプをZ-1、夜戦タイプをZ-2としているようですが、試作段階で終わってしまった機体ですので、こう言う型式分けは無かったと思います。 で、ここでZ-1のキットの箱絵と比べて?部分がお分かりでしょうか? 気付かれた方はかなりのドイツ機通かも…。
夜戦型のマーキングも3種類ですが、こちらには日本仕様の代わりにイタリア仕様が含まれています。以前作ったイ式の塗装を彷彿とさせる塗装のように思うのは私だけでしょうか? パーツ構成はZ-1と全く同じですので、割愛させて頂きます。
ここで先述したあれっ?についてですが、このキット、使用しているのはAZモデルのG-6だと言うのは紹介した通りですが、ここで既にあれっ?となりませんか! ZってF型を2機繋ぎ合わせたもので、G-6ではありません。AZモデルにはF型のキットも存在しているのに、なぜG-6のキットになったんですかね? これが最初のあれっ?です。次に、箱絵ですが、Z-1の箱絵を見ると、これは明らかにG-6ですよね。機首の円形バルジがその証拠。Z-2も含めて塗装図にもこのバルジが描かれています。ここが2つ目のあれっ?です。 F型にはこのような出っ張りはない筈で、寧ろZ-2のキットの箱絵が正しいように思います。 と言う事で、ちゃんとしたZにするには、バルジを除去し、主翼の脚収納部の膨らみを平らにする必要があると言う事になります。(バルジは別パーツなので、くっ付けなければいいだけ。) この辺、説明書に記載されているのかもしれませんが、確認出来ないので、なんとも言えません。なぜF型のキットにしなかったのか、ここが最大の謎ですね。AZモデルのF型キットってなぜか持っていないのですが、そんなにデキが悪いとは思えないのですが…。ZはAモデルのキットを所有していますが、考証的にはAモデルの方が正しいのかもしれませんね。 いずれにしても試作段階で終わってしまった機体なので、あれこれ言わずに作るのが良いのかもしれませんね。それでは、7月の到着キットをお楽しみに!
先日届いたICM1/48Do217J-1/2で今月はもうキットの到着はないだろうと確信していたのですが、その確信が見事に外れ、新たに予約していたキットが2個届きましたので、紹介させて頂きます。来月の支払い額がちょっと心配です。
まずは一つ目。
「レトロウィングス1/72メッサーシュミットBf109Z-1試作双発戦闘機」です。レトロウィングスって初めて聞くメーカー名ですが、イギリスのメーカーだと言う事以外、詳しい事は分かりません。箱絵を見てお分かりだと思いますが、中身はAZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個入っており、2個を繋ぎ合わせるための中央翼のパーツなどをこちらのメーカーでパーツ化した物を加えた内容となっています。 で、ここでちょっとあれっ?と思われた方はいませんか! Z型って-1とか-2なんてあったけ?と言う事もそうですが、それよりもこの箱絵、何かおかしいと思いませんか? これについてはのちほど…。
中身です。上に書いたように、AZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個に、追加された中央翼パーツ及びあとで紹介するZ-2用のアンテナパーツなどを加えた構成となっています。封印されてるので、説明書の確認が出来ないのが残念です。説明書だけでも別にして欲しいですね。キャノピーのマスキングが入っているのは嬉しい点です。
でっち上げられたマーキングは3種類。なんと日本機仕様もあって、ちょっと惹かれますが、1番を選択する事はないですね。日本機仕様で行きますかね。でも、機首下部の黄色は要らないような…😊 デカールは、同社で作成されたもののようです。
続いて2キット目です。
同じくZ-2で、こちらは”試作双発夜間戦闘機”となっています。メーカーでは昼間タイプをZ-1、夜戦タイプをZ-2としているようですが、試作段階で終わってしまった機体ですので、こう言う型式分けは無かったと思います。 で、ここでZ-1のキットの箱絵と比べて?部分がお分かりでしょうか? 気付かれた方はかなりのドイツ機通かも…。
夜戦型のマーキングも3種類ですが、こちらには日本仕様の代わりにイタリア仕様が含まれています。以前作ったイ式の塗装を彷彿とさせる塗装のように思うのは私だけでしょうか? パーツ構成はZ-1と全く同じですので、割愛させて頂きます。
ここで先述したあれっ?についてですが、このキット、使用しているのはAZモデルのG-6だと言うのは紹介した通りですが、ここで既にあれっ?となりませんか! ZってF型を2機繋ぎ合わせたもので、G-6ではありません。AZモデルにはF型のキットも存在しているのに、なぜG-6のキットになったんですかね? これが最初のあれっ?です。次に、箱絵ですが、Z-1の箱絵を見ると、これは明らかにG-6ですよね。機首の円形バルジがその証拠。Z-2も含めて塗装図にもこのバルジが描かれています。ここが2つ目のあれっ?です。 F型にはこのような出っ張りはない筈で、寧ろZ-2のキットの箱絵が正しいように思います。 と言う事で、ちゃんとしたZにするには、バルジを除去し、主翼の脚収納部の膨らみを平らにする必要があると言う事になります。(バルジは別パーツなので、くっ付けなければいいだけ。) この辺、説明書に記載されているのかもしれませんが、確認出来ないので、なんとも言えません。なぜF型のキットにしなかったのか、ここが最大の謎ですね。AZモデルのF型キットってなぜか持っていないのですが、そんなにデキが悪いとは思えないのですが…。ZはAモデルのキットを所有していますが、考証的にはAモデルの方が正しいのかもしれませんね。 いずれにしても試作段階で終わってしまった機体なので、あれこれ言わずに作るのが良いのかもしれませんね。それでは、7月の到着キットをお楽しみに!
第3帝国はこんなものまで試作していたのですね!でビックリです。
そんな訳であわててネットで検索し、最終形態だから”Z”ではなく、”Zwilling”のZだという事が分かったような知識程度です。
「あれっ?」も、Z-2の箱絵にないバルジが裏の塗装指示では付いていると言う位で、そもそもF形が元になっているという事すら知りませんでした。
そのZ-2ですが、仰られる通り”2”例目ののイタリア機仕様の迷彩はイ式を彷彿とさせる塗装ですね。
夜間戦闘型と言う事なのでメーカーも、レーダーせめてナクソス位はつけていても良かったのではないでしょうか。
Bf109シリーズはBf609まで計画されていますが、実用化には至っていません。(Bf209は速度記録なので、別物と考えた方が良いですね。)409と609が今回紹介したZと同じような双胴タイプとして計画されていました。(609はRSモデルからキットが出ています。409のキットは存在しないようです。)
考証的にはAモデルの方が正しいようですが、出来はイマイチ感がありますね。いずれにしても、試作機段階で終わっているので、あまり拘る必要はないかもしれません。主翼の出っ張りを消すのがちょっと手間かもしれませんが、いっそのこと別メーカーのF型のキットを使用した方が手っ取り早いかもしれないですね。そんなことしたらこのキットの存在意味がなくなってしまいますが…(^^;)
>夜間戦闘型と言う事なのでメーカーも、レーダーせめてナクソス位はつけていても良かったのではないでしょうか。⇒レーダーパーツは用意されていますが、さすがにナクソクまで気が付かなかったようです。
azの後期109シリーズも出尽くした感じですね。H型がないかなと思ったら、既に発売済みみたいですし。
ツバイリングは、何十年前の世界の傑作機の巻末の白黒ページで見たかそんな記事そもそもなかったかという程度の認識しかないので、基本がF型かG型なのかも知りませんが、箱絵と中味が違うというのも困ったものです。もしかしたら、AZにはF型の金型、打ち終わってもうないのではないでしょうか。F型の代替品としてG-6を入れたのでは、と思いました。無塗装のZ型の作例は、G-6のボイレをつけず、でも、主翼のバルジはつけていて、ホイールのデザインもG型のままでした。(重量増なので、タイヤは、細いF型ではないと思いますが。)
F-82のドイツ機版と思えば、昼間の格闘戦は弱いでしょうが、夜間爆撃機の迎撃には適した機体と思えます。そうなると、使い道として、Z-2型が登場するという話なのかもしれません。レーダー手もいるので、コックピットが両方にあってバランスが良く、z-1よりも見栄えもいいですね。アンテナも3種もくっついていて、インスタ映えしそうですよ!
z-2の真ん中の伊機の塗装ですが、もとネタはフィアットG.55の迷彩ですね。G.55の迷彩の中でも皆が作りたがる塗装だと思います。
ところで、このレトロウイング、今まで144の現用コックピットを作っていた会社なのに、突然、72の大戦機とは、何を目指しているのでしょう?
Z-2の箱絵を見ると主脚は二つしかついていませんが、これで2機分の重量を受け止められたのか・・妙なことが心配になりました。
Z-1はパイロットは1人、Z-2は2人
という違いもあるようですがZ-2は夜戦なので1人はレーダー手ということでしょうね。
前回のJu288の件、何卒ご寛容の上、ご了承下さい。
さて、このBf109Z-1/2ですが、何だか不思議なキットに思えてなりません。値段の事もあり、最初はスルーするつもりでしたが、ドイツのヘンテコ飛行機大好きオヤジはどうも気になってポチっていました。2キットで8,700円での購入です。(発売をあと数日待って欲しかった!)
キット紹介文を見た時から、Fならまだしも、なんでG-6なん?て思っちゃいましたね。貴殿の仰る通り、AZにはF型の金型が存在しないか、金型の損傷が酷いか、そうとしか考えられませんね。だったら、他のF型キットでも良かったように思いますが、そこは両メーカー間に何かしらの損得勘定があったのでしょうか? 所で、1/72でF型のキットって、AZ以外にありましたっけ? 思い付くのはドイツレベル(中身はズベズダ)、Aモデル、古くはフロッグしか思い付きません。そう考えるとF型って1/72の世界では冷遇されていますね。
内容的には色々チグハグな面が存在するキットですが、キットの紹介文にも、「AZのG-6を加工して製作するキットです」とちゃんと謳われているので、それを承知で買ってねと言う事でしょうかね?
試作段階での性能テストではそれほど悪くは無かったと言う事です。
東京の方では今日もコロナ感染者が50人以上発生していますね。この数字、この後も増え続けるか、減少するかで、今後の対応も変わって来そうです。オリンピック、どうなるんでしょうか?
さて、Bf109Zですが、Z-1/2と言うのはメーカーが勝手に型式分けしただけの事で、実際はそんな番号はありません。そもそも試作だけで終わってしった機体ですし、1やら2なんてつける状態までには至っていません。数機が完成しただけで計画中止となっていますが、Aモデルのキット説明では「片側のコクピットをつぶし燃料タンクを増設した長距離駆逐戦闘爆撃機として計画されました。それぞれの主脚間隔は狭くなりモータカノンと翼に30mm機関砲を計5門搭載する重武装機など計画されました。実際には数機が試作されただけだと言われています。」と書かれています。
もなたろう殿のリコメにも書きましたが、あれこれチグハグな面があるキットで、自分で加工しなければいけない部分も存在しますが、夜戦型は初キットになりますし、完成するとそこそこの大きさになりますので、見た目のインパクトはあると思います。展示会では目を引きそうですが…。
古くはフロッグのF型は、らしい形で良かったですね。レベルのE、エアフィックスのGと一緒に並べて、子供ながらにドイツ機マニアになったつもりでした。
その次に出てきたのがジョーハンFとGのコンパチキットだったと思います。109のほか、P-47D、Me262、F4U-1、零戦21型がコンパチで出ていましたね。しかもほとんど同時期に次々に発売され驚かされました。その出来はとても今まで自動車プラモしか作ったことないメーカーとは思えない出来で嬉しくなりました。でもその5機種が最初でそして最後だったのは惜しい気がします。109は胴体後部の断面がまるで違い側面形もおかしいですが、当時はそれほど気になりませんでした。
実際にはもっと大昔から発売していたのでしょうが、高価で且つ販売しているところが少なくなかなか買えなかったのがエレールでした。エレールは、各型出ていますが、それぞれ他の型のついでに発売したものなく、別設計なので、全て同じ109のはずなのに、形が皆違っています。F型はG型同様批判されていますが、私はF型の方の形は好きです。ちょっと機首太いですが、ファインが出るまではエレールを作っていました。(ハセガワG型改造は細すぎてねぇー…。)
90年代半ば頃、イタレリからF型が出ました。機首の太さも後部の形も良かったのですが、何故か、私、作っていません。というより買ってもいません。何故かと思い出してみたら、友達が雑誌の作例で発売前に作ってみせてくれちゃったし、その頃、1/48ばかり作っていたように思います。イタレリのキットはその後ビレクのビニル袋入りで入荷していましたね。
そのあとに出たのが決定版と言われるファインのキットでした。当時高いなとは思いましたが、初回ロットが売れ残ったと聞いてヒコーキ模型の将来が本当に心配になりました。日本ではファインあるので、AZはいらない気もしますが、集める趣味もあるし、デカールも違うのでazもいろいろ出しているのでしょうね。このようにバリエーション違いを出すならば、エクスペルテンシリーズとか名付けて、ハルトマン、バルクホルンからはじめて上位100名(プリラー、オステマン、ガーラントあたり)の撃墜王の機体を出せばまだまだゴハンのネタはありそうですね。
ズベズダのキットは48が良かったので72も良いのでしょう。この頃から、1/48ではズベズダ、ICM、エデュアルド、タミヤと素晴らしいキットであふれ、どれを作っても不満起きなかったように思います。ズベズダのようにicmは、スケールダウンした72のF型出してくれなかったのは残念でした。
あとあまり見ないキットですがインテックからもF型出ていたと思いますが、輸入元ないし、109らしさが全然感じられないキットに思えるのでわざわざ探すほどのものでもないと思いますが、複座のG-12があるらしいので無下にはできないメーカーです。それともうひとつ、ホビーボスがありますが、これは部品分割が面白いだけでしょう。
1/72のBf109Fについて、貴殿の知識力に改めて感動致しております。凄い知識財産だと思います。
ジョーハンのF型、これ私持っていました。既に手元から離れて久しいですが、今はもうオクでしか手に入りそうにないですね。エレールにもF型ありましたね。横長の大きな箱だったように思います。探せばまだどこかに眠ってると思います。処分した記憶ありません(^^;) イタレリのF型は記憶にないですし、出ていたとは知りませんでした。で、ファインモールドからF型(F-2とF-4)出ていたのを忘れていました。大判のデカールが入ったキットですよね。これは持っている筈ですので、探せば見付かると思います。(どこにあるか不明ですが…w)ズベズダのキットは、ドイツレベル版もありますが、スナップキットだと言う事で、スルーしました。ホビーボスのキットは、一体成型キットで、以前作った96艦戦の流れを汲むキットですよね。これも未所有です。貴殿のお蔭で忘れていた記憶が少しよみがえりました。ファインのF型を忘れるとは、記憶力が乏しくなっているようで、これも歳のせいでしょうか? 貴重なコメントに感謝致します。ファインのF型探して見ようかしら…。
と、言いつつ私もウン十年前、大滝の48G6を2機繋いだタイプでデッチアップしましたね。
もちろん当時でもF型ベースってことは知っていましたが、エアの48が出る前だし、適当なベースキットが大滝だったんですよね<安かったし(~_~;)
1/72のZは、いつか作るつもりですが、いつになるやら・・・
ZはAモデルの1/72キットを持ってはいるのですが、ゲテモノ好きには今回のキットも気になり、買ってしまいました。(^^;) 内容は本編に記載した通りで、ちょっとチグハグなキットと言わざるを得ないと思います。G-6と見ればそう悪くはないのですが、Zにするにはどうなん?って感じですね。ファインモールドのF型をこのキットの新規パーツを使ってニコイチにする方が正確なZになるかもしれませんよ。(プラネットのオールレジンキットもあったかな?)
1/48のZってありましたっけ? 貴殿はオータキのキットでデッチアップされたと言う事ですが、そのキット拝見したかったですね。
>1/72のZは、いつか作るつもりですが、いつになるやら・・・⇒早目の製作開始、期待しています。