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(開設2015年1月1日)

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その4

2018年06月21日 20時43分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
地震に続いて昨日は豪雨で、県内各地で避難勧告が発令された地域がありました。当地でも、市内の真ん中を流れる川が増水して、危険水位にまで達したらしいです。幸い、大雨による被害は発生していませんが、一部交通機関の運行に影響が出たようです。自然災害に対して、人間の脆さを改めて感じました。

さて、今週から変則勤務になり、昨日と今日は休みになりました。昨日は大雨で、外に出るのも儘ならず、模型作りは殆ど出来ませんでしたが、今日は天気も回復し、模型小屋で過ごす時間が出来ました。

K-12の製作は、主翼の製作を継続中です。前回、カウリングの寸足らずを修正すべく、プラ板を挟んで接着し、ポリパテを塗布した所で終わっていましたが、パテの乾燥後、サンペ掛けを行ないました。

サンディングが終わった状態です。内面もサンディングしています。消えてしまったスジボリは彫り直しました。

続いて、プロペラを回るようにしたくて、ちょっと手を加えて見ました。

プロペラの回転軸に1.5mmの真鍮パイプを接着し、軸を延長しました。ちょっとセンターがずれてしまいましたが、このまま行きます。組み込んでしまえば分かりませんから…😓

エンジン側は、センターに2mmの穴を開けて、2mmの真鍮パイプを差し込みます。写真では、プロペラシャフトを挿入した状態になっています。これは、エンジンパーツの取り付け補強も兼ねて、本体側にも2mmの穴を開けています。これでプロペラは無事に回転するようになりました。抜け落ち対策は特に施さないつもりですが、気になるようなら、エンジン取り付け前に対策を考えます。

で、ここでちょっと話しは逸れてしまいますが、良く模型雑誌やネット上の製作記事を拝見していると、「ピンバイスで穴を開ける」と書かれているのを時々目にしますが、私はこの言葉に違和感を覚えてしまいます。(違和感を感じると言う表現も誤り)本当は「ドリルで穴を開ける」と言うのが正解で、ピンバイスとはそのドリルを装着する道具にすぎません。そんな些細な事などどうでも良いじゃん!と言われそうで、確かにそうかもしれませんが、ちょっと気になったので書かせて頂きました。

話しを元に戻して、エンジンにプロペラを取付けて見ました。

状態としてはこんな感じになりますが、エンジン前面にオイルクーラーなのか、何か分からないエッチングパーツを接着しますので、エンジンのシリンダー部分は殆ど隠れてしまいます。

プロペラの回転加工が終わったので、主翼にカウリングを取付けました。ここで、なぜカウリングが2重構造になっているのか判明しました。(←もっと早く気付けよ!) 内面の、私が勝手にエンジンマウントと呼んでいるパーツで主翼に接着するようになっていて、外側のカウリング部分では接着出来ません。カウリングと主翼のエンジンナセル部分は隙間があるのが正解です。ただイモ付けなので、ここは瞬間接着剤で固定しました。エンジンを先に取り付けるように指示されていますが、後から取り付け可能だし、塗装の事も考えて後付けします。この時に、プロペラの抜け落ち対策も考えようと思います。エンジンは仮組み状態です。

次に、主翼端にある垂直翼の取り付け加工を行ないました。

写真のように0.7mmの真鍮パイプ(手元にあったので)を埋め込み、補強とします。左右とも同じです。

主翼に接着しました。ご覧のように若干の段差と隙間が生じます。方向舵(?)部分と主翼間は結構間が開きます。

ポリパテを段取りするのが面倒だったのと、量も少しで良かったので、接着面にはタミヤのラッカーパテを盛り付けました。今日はここまでで時間切れです。コクピットの塗装も行なおうと思っていたのですが、昨日、殆ど作れなかったのが響きました。次はパテ盛り部分の修正からですね。

この後の製作もかなり悩みながらの製作になりそうな予感がします。懸架式フラップがうまく取り付けられるのかとか、デカールがちゃんと使い物になるのかとか…、悩みの尽きないキットです。😊

明日から月曜日まで仕事が続きます。次の休みは来週火曜日の予定です。それでは、また次回まで…。再見!

その5に続く。


6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒロシ)
2018-06-22 09:39:08
「ピンバイスで穴をあける…」たしかにそうなんですよね。なので私も模型誌の原稿を書くときは気を付けています(笑)
悩みの付きないキットのようですが、プロペラ軸の加工や垂直尾翼の取り付け補強など、手は掛かりますがある意味楽しい工作ですね。
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Unknown (0-sen)
2018-06-22 19:35:30
ヒロシ殿、今晩は! 今仕事から帰って来ました。今日は疲れました。明日は今日以上に遅くなりそうで、疲れも増しそうです。
ピンバイスの件は、余計な事を書いてしまったかなと、内心不安もあったのですが、以前の仕事で良くピンバイスとドリルを使っていて、私も何度も注意された口なんですよね。穴を開けるのは確かにピンバイスに装着した状態で、ドリルで開口するし、ピンバイスで開けると言っても問題ないような気もしなくもありませんが、ん~、日本語って難しい😊
キットの方は、やっと主翼の大体の組立てが終わりました。まだこの後、懸架式フラップを取り付けなくてはならず、果たして無事に取り付けられるのでしょうか?
来週火曜日は休みの予定なので、少し作れると思います。
コメント有難うございました。
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Unknown (あきみず)
2018-06-23 20:53:21
仕事との方が忙しそうで、体調には
気を付けてください。
私は極細ドリルのことを、ピンバイスと
呼ぶのだと思っていました。
かなり苦労のあるキットに、果敢に
ちょうせんされています 私には無理です
制作に時間が、かかると塗装にかかるまで
に、モチベも下がってしまう気がします。
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Unknown (0-sen)
2018-06-23 21:55:43
あきみず殿、今晩は! コメント有難うございます。
仕事の方は今日も2時間残業で帰って来ました。明日も同じ時間になると思います。来週月曜までの我慢です。それ以降は通常業務に戻ります。夏場の熱い時期がちょっと年齢的にもきついですが、夏休みも取れそうなので、それを楽しみに頑張ります。
模型の方はちょっと中断していますが、時間のある時に進めようと思っています。簡易インジェクションキットですので、ある程度覚悟の上での製作です。今の所、投げ出すことなく製作を続けていますが、この先どうなるか分かりません。早く塗装に入りたいのですが、それまでの組立てに時間が掛かっています。
ピンバイスの件は、余計な事を書いてしまいました。正確には、「ピンバイスに装着した〇〇㎜のドリルで穴を開ける」と言うのが正しい表現だと思います。バイスとは万力などの挟み込みの道具の事です。
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Unknown (日の丸航空隊)
2018-06-24 17:06:49
こんにちは。
簡易とはいえ、最近のキットは「ダボ」や「ホゾ」が設えてあるのもありますね。
十分とは言えませんが。(^^;)
ピン打ちは必須ですね。

ピンバイスでは穴は開きませんね。
自分も何気なく「ピンバイス」と使ってしまうことが多いです。
ピイバイスに挟むとか差し込むとかなら良いですが、穴を開けるは使いませんよね。
今後気を付けようと思います。
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Unknown (0-sen)
2018-06-24 22:22:21
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
キットの製作は暫く中断していますが、明日で仕事も一区切りとなり、火曜日は休みの予定です。早くコクピットを組込み、十の字にして塗装に入りたいのですが、それまでにはまだ苦難の道が待っていそうです。
ピンバイスの件は、特定の相手を指しての事ではございませんので、その点はご理解下さい。私もよく指摘された口なので、つい書き込んでしまいました。
今夜も2時間の残業での現場作業でしたので、疲れました。晴れると暑いです。
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