この冬一番の寒気団の襲来との事で、こちら和歌山でも白いものが舞う寒い1日となりました。
ブルムベアーの完成後、少し間が空きましたが、今年は年跨ぎ製作を気にせず次のキットの製作を始めました。年内完成は最初から考えていなくて、自分のペースで完成を目指そうと思っています。今年最後に着手するのは「作った事の無いメーカーのキットを作る」と言う年始の目標に則り「ブロンコモデル1/72ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機」を作る事にしました。この年始に挙げた目標はこのキットで一応終了となります。来年は新たな目標を設定する予定ですが、どうなるかは未定です。
まずはキット紹介からですが、購入した時の過去ログはこちらです。。
ブロンコモデル(中国のメーカー)が世に送り出した飛行機キットの第1弾キットとなります。この後、P178のバリエーションキットが7キットも発売されるとは思ってもいませんでしたが、全キット確保しています。
P178はブロームウントフォス社のリヒャルト・フォークト博士が計画したジェット爆撃機です。フォークト博士と言えば左右非対称の形態の飛行機で知られますが、このP178では主翼左寄りに胴体、右よりにエンジンを搭載しています。エンジンはJumo004を予定、補助としてロケットエンジンを尾部に搭載しています。武装は機首に20mm機関砲を2門、胴体下に1000kgまでの爆弾を搭載可能となっていますが、実機は完成することなく計画だけで終わっています。
P178のキットは私の知る限りでは、後にも先にも全スケール通じてこのキットが唯一で、ガレージキットさえ存在しないと思います。それをブロンコモデルがインジェクショキットとして発売してくれたのはドイツの架空機ファンとしては嬉しいのですが、先にも書きましたが、このキットを皮切りに勝手にバリエーションをでっち上げ、7種類のバリ展キットを出すと言う暴挙?には疑問を覚えなくもありません。安くないキットですしね。
インストはB5サイズのアート紙で、塗装図はカラーとなっているのですが、組立て図が小さくて、老眼には少し辛い感じがします。写真は説明書のトップとボトムを合成したものです。
組み立て図はこれだけです。飛行機キット製作の定番であるコクピットからの製作ではなく、主翼からの組み立てになっています。
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写真が光って見辛くて申し訳ありませんが、マーキングはこちらの4種類と説明書ボトムの掲載分と併せて各国仕様の5種類から選択できます。当然ながら全て架空マーキングですが、ドイツ機仕様で製作します。
デカールはご覧のような形態で入っています。かなりの大判ですが、使うのはこの中の一部です。後のシリーズでは、マーキング選択も少なくなって、それに伴いデカールも小判になっています。
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パーツはこれだけです。下段のパーツは全て「C」パーツとなっていますが、その「C」の後に小文字のアルファベットが入っていて「Cr」とかになっています。これは後のバリ展を考慮して、金型を差し替えるのを見越しての事だと思います。ランナー形状からもそれが伺われますね。透明パーツのクリア度は問題ありません。購入時のキット紹介では、「塗装すると消えてしまいそうな繊細すぎるスジボリが施されています。」と記載していますが、袋から出して確かめて見るとスジボリも適度な深さがあって、サフ吹きで消えてしまうような事はなさそうです。
それでは製作開始です。
胴体部分を仮組みしてみました。写真はありませんが、翼部分も仮組みして、胴体と合体させましたが、合いは良好でパテの必要はなさそうです。ただ、パーツの肉厚が薄くて接着面積が少ないので、胴体左右の接着固定時は力を入れ過ぎて歪まないよう注意する必要がありそうです。胴体部分の全長は約16cmほどですが、最後尾にはロケットエンジンの排出口が出っ張るので、もう少し長くなります。
説明書を無視して、コクピットから組み立て開始です。
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コクピットの塗装はRLMグレーにしようかちょっと迷いましたが、Mr.カラー116番ブラックグレーで塗装しました。シートベルトは紙創りのものが手に入ったので、塗装して使用しています。計器盤はデカールが用意されておらず適当に塗装して計器のガラス部分にクリアを落としました。操縦席のサイドパネルの塗り分けも適当です。タミヤの墨入れ塗料のブラックで墨入れしてから組み込みました。脚庫はRLMグレーを筆塗りして墨入れしています。
前脚スタイルなので機首にオモリを10g入れろと指示されていますが、スペース的にどう考えても10gのオモリを入れるのは、地球上で一番比重の重いとされているイリジウムやオスミウムを持ってしても不可能。そんなもの手に入らないしね😅 と言う事で、取りあえずは釣り用の噛み潰し鉛を先端部分に入る分だけ詰め込み、パテで固定しました。これで足りるはずもないので、この先製作を進める中で、追加しようと思っています。
機首部分の左右を接着してコクピット部分の出来上がりです。接着にクレオスの黒い流し込み接着剤を使ったので汚いですが、問題ありません。胴体左右はまだ接着していません。この機首部分と胴体の接着部分の間にオモリを詰め込めそうです。
現在はこんな状況ですが、模型小屋に暖房がなく、トイレの限界が1時間程度。その都度自宅に戻り用を足し、再び模型小屋へと言う状況となっています。また、気温が低くなると塗料の乾燥にかなり時間がかかり作業が捗りません。ドライヤーで強制乾燥させると言う手もあるようですが、やったことないので、変形させてしまわないかちょっと怖いですね。
今年も残り2週間を切りましたが、年内には組み立てを終わらせ、年明け後塗装と言う形にしたいと思っています。うまく行けばサフ吹きまで進められるかも?
ブルムベアーの完成後、少し間が空きましたが、今年は年跨ぎ製作を気にせず次のキットの製作を始めました。年内完成は最初から考えていなくて、自分のペースで完成を目指そうと思っています。今年最後に着手するのは「作った事の無いメーカーのキットを作る」と言う年始の目標に則り「ブロンコモデル1/72ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機」を作る事にしました。この年始に挙げた目標はこのキットで一応終了となります。来年は新たな目標を設定する予定ですが、どうなるかは未定です。
まずはキット紹介からですが、購入した時の過去ログはこちらです。。
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P178はブロームウントフォス社のリヒャルト・フォークト博士が計画したジェット爆撃機です。フォークト博士と言えば左右非対称の形態の飛行機で知られますが、このP178では主翼左寄りに胴体、右よりにエンジンを搭載しています。エンジンはJumo004を予定、補助としてロケットエンジンを尾部に搭載しています。武装は機首に20mm機関砲を2門、胴体下に1000kgまでの爆弾を搭載可能となっていますが、実機は完成することなく計画だけで終わっています。
P178のキットは私の知る限りでは、後にも先にも全スケール通じてこのキットが唯一で、ガレージキットさえ存在しないと思います。それをブロンコモデルがインジェクショキットとして発売してくれたのはドイツの架空機ファンとしては嬉しいのですが、先にも書きましたが、このキットを皮切りに勝手にバリエーションをでっち上げ、7種類のバリ展キットを出すと言う暴挙?には疑問を覚えなくもありません。安くないキットですしね。
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それでは製作開始です。
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説明書を無視して、コクピットから組み立て開始です。
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前脚スタイルなので機首にオモリを10g入れろと指示されていますが、スペース的にどう考えても10gのオモリを入れるのは、地球上で一番比重の重いとされているイリジウムやオスミウムを持ってしても不可能。そんなもの手に入らないしね😅 と言う事で、取りあえずは釣り用の噛み潰し鉛を先端部分に入る分だけ詰め込み、パテで固定しました。これで足りるはずもないので、この先製作を進める中で、追加しようと思っています。
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現在はこんな状況ですが、模型小屋に暖房がなく、トイレの限界が1時間程度。その都度自宅に戻り用を足し、再び模型小屋へと言う状況となっています。また、気温が低くなると塗料の乾燥にかなり時間がかかり作業が捗りません。ドライヤーで強制乾燥させると言う手もあるようですが、やったことないので、変形させてしまわないかちょっと怖いですね。
今年も残り2週間を切りましたが、年内には組み立てを終わらせ、年明け後塗装と言う形にしたいと思っています。うまく行けばサフ吹きまで進められるかも?
士の字目指してその2に続く。
ご無沙汰しちゃって、済みません。
ブローム・ウント・フォスの制作開始ですね。
おもりを入れる場所の確保が難しそうですね。
マーキングも色々と楽しめそうで、面白いです。(^^)
制作記、楽しみにしています。(^^)/
≻ご無沙汰しちゃって、済みません。⇒いえいえ、お気になさらずに。こちらこそ、カーモデル関係の記事にコメントできなくて申し訳ない気持ちです。117は年内完成でしょうか?(117の意味さえ知りませんが…😅)
≻ブローム・ウント・フォスの制作開始ですね。
おもりを入れる場所の確保が難しそうですね。⇒候補はけっこうあったんですが、どれも決め手に欠けて、結局このキットになりました。見た目のインパクトもありますしね。年内完成は最初から考えておらず、マイペースで完成させたいと思っています。来年最初の完成機になりそうですね。かなりのテールヘビー機なので、オモリの量や配置を考えながら製作する必要がありますね。その入れるスペース確保が難しいですが、なんとか考えて見ます。
≻マーキングも色々と楽しめそうで、面白いです。(^^)
制作記、楽しみにしています。(^^)/⇒マーキングは5種類ですが、ドイツ機仕様で製作します。このシリーズ揃えると7キットありますので、色々楽しめそうです。次は士の字状態になったらブログにアップします。お楽しみに。
コメント有難うございました。
こりゃなかなか個性が強烈な機体です。
こんな風に左右非対称にしてなにかメリットがあるのかと考えたのですが、コクピットがある方の胴体のほとんどを爆弾倉に出来るとか(その割に1000Kg爆弾が機外懸架だったり・・・)、はたまた胴体内に大型燃料タンクで滞空時間がとにかく長いとか?。
いろいろ妄想を逞しくさせてくれる機体であります。
とは言え、レシプロのBv141ほど異形に見えないのが不思議です。
今回は計画機なので塗装も自由度がありますし、あれこれ空想しながら作る楽しみもあって良いです。
コックピットも少し近代的な感じがします。
エンジンの前の方にもオモリを入れられそうです。
今年最後のお手付きキットは、私の大好物のドイツ架空機となりました。今年は架空機に始まり、架空機に終わると言った感じですね。
で、ブローム・ウント・フォスと言うと、ドイツ機メーカー数あるなかでも地味な存在に思えるメーカーですが、リヒャルト・フォークト博士推奨のシンメトリー機で名を馳せているように思います。まぁ、エアフィックスが過去に1/72のBv141をキット化したことが大きな要因になっているのは間違いないでしょう。
左右非対称の最大メリットは視界の確保ですが、Bv141なら偵察機と言う事もあり、メリットもあったようですが、こちらのP178は一応急降下爆撃機ですので、他に何かメリットがあったのかは不明です。左右非対称にするメリットはレシプロ機の場合、プロペラの回転トルクを相殺すると言うメリットもあったようですが、ジェット機では意味がないようにさえ思えますね。
P178をWikipedia含めネットで調べようとしてもヒットしません。それ程、知名度が低い飛行機だということのようですが、メーカーはどこから資料を得たんでしょうかね? あれこれ妄想しながら製作を楽しみたいと思います。製作難易度はそれほど高くありませんが、テールヘビーなので、オモリをどうするかがポイントになりそです。尻もちは避けたいですね。
今年最後の製作キットは、大好きなドイツ機の架空機としました。しかも、インパクト大と思われそうなシンメトリー機です。年内に完成させられそうなキットを選択するつもりでしたが、現状を考えると、残りの日数でどうあがいたとしても年内完成は無理だと判断し、それなら年跨ぎを気にせず作りたいものを作ろうと言う事で、こちらのキットになりました。
キットのマーキングは当然ながら全てifですが、標準的なドイツ機仕様で作る事にしています。
オモリが問題になりますが、このキット、機首(コクピット)と胴体が別組になっているので、その空間にオモリを入れられそうです。ただ、それだけで充分かは分かりませんので、更に追加が必要ならエンジン部分も考えられますね。年内にはサフ吹き出来る状態程度までは進めそうです。
架空機は想像をふくらまして作れて
塗装にも個性が出せそうです。
エアフィックスのBv141を作りましたが
操縦が難しそうだと思いました
ブロンコモデルのキットは作ったことも無ければ、キットも所有していません。
中華製の中では比較的良いキットのようですね。
ドイツの架空機ということで、作りながらいろいろと想像が膨らみそうですね。
オモリは入れるスペースがあまりないとのことで、ちょっと厄介ですね。
私がこの前制作したMIG-17Fは30グラム入れろと指示されていましたが、実際にはそんなに入れるスペースが無かったので、詰め込めるだけ詰め込みました。
たぶん20g位かと思いますが、十分3点姿勢になり、しりもちをつくことはありませんでした。
見た目のインパクトで言えば、左右非対称の形体が目を引きますね。左右非対称の飛行機は厳密に言うとHe111なんかそうですし、古くはGota GVなんてのもありますが、ここまで非対称なのはリヒャルト・フォークト博士のなせる業かもしれませんね。
Bv141がエアからキットが出た事で、一躍脚光を浴びましたが、Bv141は見た目とは裏腹にそこそこの性能があったようですし、操縦安定性も良好だったようです。ただエンジンに問題があり、ライバルのFw189にその座を奪われてしまいました。
作った事のないメーカーのキットを作ると言う目標の最後のキットには相応しいと言えるかもしれませんね。
≻ブロンコモデルのキットは作ったことも無ければ、キットも所有していません。
中華製の中では比較的良いキットのようですね。⇒ブロンコモデル最初の飛行機キットですが、内容は初期のドラゴンのキットを彷彿とさせるような感じです。フィット感も良好ですし、内容は悪くないですね。パーツの肉厚が薄いと言うのも初期のドラゴンに良く似ています。因みにブロンコ=駆ける馬と言う意味らしいです。最近はAFVキットばかり作っているようで、飛行機キットが出ないのが残念です。
≻ドイツの架空機ということで、作りながらいろいろと想像が膨らみそうですね。
オモリは入れるスペースがあまりないとのことで、ちょっと厄介ですね。⇒以前、Webモデラーズにタイプは異なりますが、作例が掲載されていたのを覚えています。実機の方はネットで検索してもヒットしませんが、こう言う飛行機も計画されていたのは確かなようで、あれこれ妄想しながら製作するのも楽しいですね。オモリはコクピット後方のスペースに釣り用鉛を詰め込みましたが、まだ不足していそうなので、全体形が出来上がった時点で調整しようと思っています。
≻私がこの前制作したMIG-17Fは30グラム入れろと指示されていましたが、実際にはそんなに入れるスペースが無かったので、詰め込めるだけ詰め込みました。
たぶん20g位かと思いますが、十分3点姿勢になり、しりもちをつくことはありませんでした。⇒えっ!って感じです。ミグに30g必要だったとは驚きです。このキットでは10gとなっていますが、それでは足りないと思います。パチンコ玉1個が約5.5gですが、入れるスペースがありません。