Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

兒神社・壹美白辨財天社(2022年8月16日参拝)

2022年10月20日 | 神社
大覚寺界隈の参拝を終え歩いて広沢池へ。


【風景】






広沢池と兒神社近くの原風景。
これぞTHE日本ともいうべき風景でとても癒やされます。

天気が良かったらもっと最高です。


所在地:京都府京都市右京区嵯峨釣殿町28
御祭神:寛朝大僧正の侍兒(*小閒使の女・侍女)
創建:不明


【由緒】
兒神社 は創立年月不詳、祭神は寛朝大僧正の侍兒 である。

寛朝大僧正は成田山新勝寺を開創、後にこの嵯峨広沢の地に遍照寺を建立、
名僧正として徳は一世に及ぶものなしと言われた。
長徳 4年(998)6月12日に大僧正示寂 、伝聞ではその時、遍照寺山 腹の老松からとなり、
静かに昇天してゆくのが見えたという。

残された兒は悲嘆・悲泣し後を追い、山腹下に広がる広沢 の池に身を沈めた。
近在の人々がこの兒を哀れと思い、その霊を慰めんものとこの社を創建、
以来兒神社と称されるようになった。

この社について、弘化 四年末春、嵯峨青護山人の述べるところ、
略記すれば次のごとくである。
女人懐妊すれば必ずこの神殿に詣で安産を願ひ且つ
生まるる子の智恵 愛 敬を祈るなり。
最も霊験いちじるく昔よりこのところに五体健全 、長命の人多きはまったく
此神徳による処なり仰ぐべし尊ぶべし。

なお、寛朝 大僧正がこの広沢の池畔で座禅の折、
傍らでいつも兒が腰を掛けていたという石椅子が、境内地に移し置かれ
いつしか神前で一心に祈願し、この石に座れば、
必ず長命・安産・縁結びが叶うと伝えられるようになった。


【鳥居】



【拝殿】



【灯篭】


これが広沢池に流して供養する灯篭です。
いっぱいあったけど何とか自分が申し込んだものが見つかった良かった。(^^

申し込みは神社ではなく近くの遍照寺に申し込みます。

http://www.eonet.ne.jp/~henjouji/tourou.htm

一基1000円と高くありませんので来年の先祖供養をしてあげてください。


【兒の石椅子】




小さい神社なので軽く参拝後、
広沢池を散策。


【風景】



【広沢池】



【案内板】




今でこそ遍照寺も狭い境内ですが、
昔はとても広大な境内だったようです。


【広沢池】








ふぅ、最高です。
ここの風景が本当に好きなんですよね。

都会のコンクリートジャングルに疲れた時は、
ここに来るのに限ります。

普段のストレスが癒やされますよ。


【壹美白辨財天社】


観音島の先に鎮座している辨財天さん。
小さな社ですが広沢池の風景にとてもマッチしております。

参拝してから広沢池の対面へ歩いて行きます。
対面の方が撮影スポットなので。


【広沢池】




どっから見ても癒やされますわ。


【青サギ】