自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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ホイットニー美術館コレクション

2006-05-19 | 展覧会
兵庫県立美術館で開かれていたアメリカ――ホイットニー美術館コレクションに見るアメリカの素顔に行きました。

アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、エドワード・ホッパー、ジョージア・オキーフ、キース・ヘリングなどの絵画、ポップ・アート、彫刻の代表作46点が展示されていました。

会期最終日でしたが、観客はそう多くなく、ゆっくり鑑賞できました。
アメリカの20世紀の作品なのに、すでに古典というイメージがわいてくる、なじみやすい作品の多い展覧会でした。


ニューヨークにあるホイットニー美術館誕生のいきさつなどを会場の映像コーナーで観て、この美術館に大変興味をもちました。

創設者ガートリュード・ヴァンダービルト・ホイットニーは資産家であり、自身も彫刻家でした。
ヨーロッパ美術一辺倒で、日の目を見ない同時代のアメリカの美術家を支援しようと、作品を展示する場所を提供したり、作品を購入したのがこの美術館の出発点でした。

500点以上を収集した時点で、メトロポリタン美術館に寄贈しようとしたのですが断られ、自ら美術館をつくろうと決めたのです。
現在の館長は3代目、創設者の孫娘にあたります。3代とも女性が館長です。

収蔵作品数は1万2000点あまりもあり、今回海を渡ってきた46点は、その中のごくごく一部だったんですね。





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