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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

第1回 神戸おこし亭

2008-02-16 | 落 語
今日も落語の話題です。

2月8日と、ちょっと前のことになりますが、三ノ宮南まちづくり協議会の企画で、神戸レガッタ&アスレチック倶楽部の2階ホールで、
神戸おこし亭と銘打った落語会がありました。

神戸レガッタ&アスレチック倶楽部は日本初の外国人スポーツクラブで、137年の歴史があります。


このミスマッチとも思える場所での落語会ですが、生の出囃子なども流れ、即席の高座がつくられていました。

この日は上方落語4席と合い間にアドリブ大喜利がありました。

まず一席目林家染太さんの「時うどん」。東京では時そばという演題で、内容も少し違ったりします。

落語界のアンパンマンと自己紹介していましたが、この日は短い髪の毛のてっぺんをとがらせていて、のようでした。

汗いっぱいになって、ずぅ~ずっずっずっ~っと、うどんをおいしそうにすすっていました。


続いて笑福亭たまさんの「禁酒関所」。青白い顔、キリッとした細面は33歳。
京都大学経済学部卒業は言われあきたでしょうが、お兄さんも京大卒で引きこもりだと、ご自分で言ってました。

噺が進むにつれて、ベロンベロンに酔っ払っていきます。もちろんしらふなのにね。


三席目桂三金さん。桂三枝さんのお弟子さんでの由来は銀行員だったから。みなさん、学歴も経歴もバラエティに富んでます。

銀行より角界出身といったほうがふさわしいほどのお腹で、巻いた帯がかくれていました。
以前は落語界の橋田寿賀子と言ってたのを船場吉兆の女将^^にかえたとか。
演じたのは師匠三枝さんの創作落語「鯛」。分かりやすい。


とり林家花丸さんの人情噺「幸助餅」。相撲取り雷(いかづち)と谷町の噺ですから、上方ならでは。

袴をはいて、あらたまった口調。筋をきかせる話芸です。
途中、はめもん(おはやし)も入ります。

即席の寄席とは思えませんでした。続いたらいいなぁ、神戸おこし亭




コメント
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