自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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野心のすすめ(講談社現代新書)~林真理子さん

2013-08-04 | 

8月4日に放映された「情熱大陸」林真理子さんでした。

『ルンルンを買っておうちに帰ろう』のころから、よく知っている(といっても、知っているのはもちろんこちらだけが、ですけどね)林さんのことは、林真理子という呼び捨てでも作家林先生でもなく、知り合いの真理ちゃん^^という感覚で、来年還暦を迎える彼女の、この30年間の活躍を見てきました。
というか、読んできました。

週刊文春の最新号のエッセイに情熱大陸の3ヶ月にわたる、息の詰まるような密着取材の経過が取り上げられています。新しく出す本『正妻 慶喜と美賀子』のプロモーションになるのだったらと、ついついOKを出してしまったのだとか。

このエッセイだって、最新号で連載1324回。その内のかなりを読んでいる私です。

さて『野心のすすめ』ですが、新刊の出版に時間をとられ、別の社の編集者に不義理をしてしまったおわびのような感じで企画された新書です。
それが初版3万部、7月下旬で40万部を超えるベストセラーになりました。

横入りが先に売れちゃったわけです。

 

そのおかげで、テレビに顔を出す機会が増え、ダブリを避けるためか、情熱大陸の取材のハードルが高くなってしまったのだそうです。

その結果が、移動の列車の中の無防備な寝姿の長めのショットや、すき間は原稿用紙の大きさぐらいという、ちらかった仕事場での執筆風景ですかぁぁぁ。このところ、体重がまた増えたようで、ある場面ではブラウスの胸がはじけそうだったし。

他の番組で登場した、きれいにかたづいた応接室や、ご主人やお嬢さんにつくったお弁当などは出てきませんでした。

でもどの番組のどの場面も真理ちゃん^^らしい。

仕事が途切れないこと、結婚したこと、子どもを持てたこと、友人に恵まれ楽しい日々があること、ぜいたくな生活ができること。
時代と運に恵まれたことが大きいけれど、野心を起爆剤に彼女自身の力と努力で手にしたんですね。

 

 

 

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