今年最初のパルシネマは「少年H」と「スタンリーのお弁当箱」でした。
入館の時に配られるパルしんKAWARA版によると、昨年夏のデジタル導入で、比較的新しい映画の2本立てプログラムが組めるようになったそうです。
すでに上映が決定しているラインナップをみると、観たい名画が続いています。
私は戦争物はどこの国の映画でも、好きではありません。兵器が使われる場面も、人が死ぬ場面も、戦時中だから見えてしまう人の心の醜さも、できれば目をそらしていたいほうです。
「少年H」の舞台が神戸でなかったら、パスしてたかもしれません。テレビ朝日開局55周年記念がらみのキャスティングや史実と違うといった指摘があるようですが、父親のせりふは水谷豊さんのキャラクターで活きているし、反戦の思いが伝わってくれば、細かいところは真実と違うと知った上で受け入れられます。
オープンセットがよくできています。そのセットが惜しげもなく燃やされます。
空襲の場面がリアルです。
「スタンリーのお弁当箱」は2回目です。
わずか4ケ月前に観た映画なのに、初めて観たようなシーン^^がたくさんありました。
2本立てのうちの1本を観ていたとしても、もう1度観ても楽しめる、ということですね。