神戸ファッション美術館でファッション都市神戸―輝かしき国際港と地場産業の変遷―を、同じフロアーにある神戸ゆかりの美術館で神戸ゆかりの芸術家たち素描コレクション展を観てきました。
ともに会期は3月26日(日)までです。
神戸は1973年にファッション都市宣言をしているのですが、その中で言及された「神戸洋服」、「アパレル」、「神戸靴」、「ケミカルシューズ」、「真珠加工」、「清酒」、「コーヒー」、「洋菓子」、「神戸洋家具」という九つの地場産業。
この九つの地場産業をはぐくんだ神戸の魅力を再認識する機会になりました。
全てが順調な成長を維持しているとは言えませんが、作り手のセンスと技術、良質のものを残していこうという矜持が感じられる展示です。
ファッション美術館の展示はマネキンそのものも見逃せないんです。
それぞれの時代に合わせたヘアスタイル、体格、メークなども再現されています。
ミニのワンピース(今回の展示はそれほど短くないのですが)を着たツイギーのマネキンは体型を精巧に再現しているそうです。
エントランスロビーでは「べっぴん子供服と阪神間スタイル」の展示があります。
ファミリアのこども服と阪神間でおなじみの女子高の制服やスクールバッグなどが並んでいます。