4月5日、宝塚大劇場で月組公演、夢現無双、クルンテープ*天使の都を観てきました。
うららかな春の一日、花のみちで満開のサクラを見上げ、今日こそは大丈夫だと2階B席の最後列に座ったまではよかったのですが、前日の奈良・吉野行き山坂歩き2万歩がひびいてか、お芝居のほうはウツラウツラ。
まったく不甲斐ないことです。
この公演は、珠城(たまき)りょうさんと、新娘役トップの美園(みその)さくらさんコンビの宝塚大劇場お披露目公演。また男役2番手、美弥るりかさんは、東京公演を最後に退団が決まっています。
美園さん、キャンディみたいに甘い声です。
夢現無双は吉川英治の「宮本武蔵」が原作。
珠城さんが宮本武蔵、美園さんがお通、美弥さんが佐々木小次郎です。
暗めな照明の1部と打って変わって、2部のショーの方は原色、金ピカの世界です。
タイトルのクルンテープというのはタイの首都、バンコクの正式名称の一部なのだそう。
2部のショーが始まり舞台が明るくなると、銀橋にずらりと並んだタイ美女たち。独特の尖ったコーンのようなかぶり物をつけていて、客席からほ~っと声がわきました。
美弥さんの出番も多く下級生の珠城さんを支えてきた、実力がにじみ出ていました。