マイタのブログ

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続・続・子供の弁当

2008年11月04日 | 日記・エッセイ・コラム

ここらでは中学校は給食が出るのでいいんですけど、子供が高校生になると親御さん方は「弁当作り」という仕事が日課に加わります。

我が家も娘が高校を卒業するのと入れ替わりに息子が高校生になり、かーちゃんの弁当作り生活もかれこれ約4年半になりました。毎日あれこれと工夫を凝らし続けてますが、本当は弁当を作るのが大嫌いらしいです。そんなに嫌ならもっと手を抜けば?と助言してあげても、負けず嫌いな性格が災いしてか、それともアマノジャクなのか、もしくは子供への愛情か、その辺は定かではありませんが聞く耳を持ちませんな。ムキになっているように見えることすらありますし… まあ、こういうことにあまり口をはさむと余計な火の子を被る羽目に成りかねませんので、あとは知らんぷりを決め込んでますが。

それにしても、娘からは「お弁当に果物を入れないでよ!」、息子からは「天ぷらは入れないでくれ。」との要望があったそうです。

「何を生意気な、食えるだけでも有難いと思え!」親として当然の対応をするも、どちらも好き嫌いを言っているのではなく、美味しいものをわざわざ美味しくない状態にして食べることが許せないのだと… うーんナルホド。果物は狭い弁当の中で他のおかずの臭いが付いて本来の風味が損なわれるし、天ぷらは揚げたてのサクサク感を味わうもの…その状態を崩すよりも品数が減ったほうがいいということか。それぞれの食べ物が一番美味しいと感じられる状態を自分なりに持っているワケね。そういうことなら分かります、って親バカかも知れませんが、美味しい食事は心まで満たしてくれますから、仮におにぎり1個でもなるべく美味しく食べようと思う気持ちは大切だと思うんですよねぇ。

食べたい物が食べられなかった時代の人は、食べられるようになってからはしっかり味わって食べてますよね。それを考えると、食べることに無頓着なのは非常に失礼なことだと思うのは私だけではないでしょ? 何に失礼かって…

コメント
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