2004年の統合により廃校となった小学校の校舎、趣があって私は好きなんですよ。なんて言うか、じーっと見てると今でも子供たちの声が聞こえてくるようで。
かつては新一年生を迎えてくれた桜の樹。今年も子供たちのために咲いてくれているようで少々切なくも感じるのですが、児童数が減って単一の学校としての機能を果たせなくなったとあっては致し方ないこと。
ただ、この時の統合で新しく開校した小学校に、またもや児童数減少による統合案が浮上して居りまして、地域の方々は困惑していらっしゃる様子。そりゃあそうでしょう、先の統合の際にもかなり難航したそうですからねぇ。このままで行ったら、数年毎に統合の繰り返しになってしまうのではないか…誰もが懸念するところです。どんどん学区が広がっていくことで生じる弊害もあると。
児童数が増えれば簡単に解決する問題なのですが、そのようにならないから日本中あちこちで頭を痛めているんですなぁ。だけど同市内には子供が増え過ぎて困っている学校もあるわけですから、何か打つ手があるのでは?
みんなで考えるべき大きな問題なのです。