業界にとっては春の風物詩でもある全国新酒鑑評会の結果が、ちょっと前に発表されました。
http://www.nrib.go.jp/kan/h23by/pdf/h23by_moku.pdf
一般のかたに この催しがどれほど必要なものかは存じませんが、お酒を造っている人たちにしたら一つのバロメーターとでも申しましょうか、出品するからには受賞したほうがいいと考えておられるでしょう。自信にもつながると思いますし。
当店の看板酒も揃って金賞受賞、おめでとうございます。となると、六月の上~中旬くらいに発売されますな、こちらのお酒が。
金鶴の受賞酒(720ml 3,500円)、2年前の写真です。酒造年度は7月1日から翌6月30日までを1年としますし、ラベル記載の製造年月は出庫日ですので、ご覧のように「21酒造年度産」のお酒なのに「22年製造」ということもあるのです。なんとも紛らわしいですな。
ともあれ、お中元時期には持って来いの一品かも知れませんね。ただ、お酒の本質は熟成してから評価するべきとの思いもありますので、プライベートでこのお酒を1本だけ晩秋までとっておいて、どう変化しているかも確かめてみたいと密かに目論んでおります。(いつもやっていることですが・・・)
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