京都は暑い暑い祇園祭の季節になっています。
今年は15日~17日の三連休が前祭りに重なったので、もう私たちが行けないぐらいの人出があると思われ、今年の祇園祭は後祭りに行くぐらいにしておきます。
祇園祭と言えば、京都では鱧ですね。
いつもの「藤井」で、鱧の骨切りの音を聞きながら、ちょっと贅沢な夏を感じています。
冬の蟹・春の鮎・夏の鱧・秋の松茸と、蟹は高すぎて食べられませんでしたので、その分も頑張って鱧は上等な店で食べたので美味しいです。
ここでは写真の鱧ではなく、付け合わせの胡瓜に注目してください。
胡瓜の芯が抜いてあることに納得された人は、京都通ですよ!
祇園祭の期間に、京都の人は鱧を食べますが胡瓜は食べません。
何故かと言えば、写真のように祇園祭の八坂さん(八坂神社)の印は、胡瓜の輪切りに似てるからで、食べるのは恐れ多いからだそうです。
八坂神社の氏子で(京都の真ん中の人は誰でもかな)あった実家は、年会費(100円ぐらいだったと思います)も払ってましたが、私の家にはそんな風習は有りませんでした
山鉾連合会理事長の同級生にメールで胡瓜のことを尋ねましたが、忙しいのか梨のつぶて。
今年も写真の長刀鉾のちまきをくれたその妹さんに電話で尋ねると、息子が禿をしてた時は胡瓜絶ってたと。
街中の同級生に尋ねたら、半分は私同様知らないで、半分は知ってたが食べてたとのことでした。
京都の料理屋さんでは、祇園祭期間中に胡瓜を出すときは、月冠(ゲッカン)と言う芯抜きで胡瓜の芯を抜いて出すそうですので、ドーナツか竹輪のような形の胡瓜が出てきたのです。
上等な鱧を食べに行ってもタダでは帰らず、わざと粗く骨切りした鱧を食べさして貰い比べたり(味音痴の私にはなかなか判定不能も、口の中の食感は違いました)、店に飾ってあった写真の花も厄除けの花ヒオウギ(京都の家は祇園祭期間に玄関に飾るそうです)の知識も学んで帰りました。
生まれも育ちも京都の私ですが、親は二人共京都人では無いので、しょせん私は真の京都人ではありません。
ネットニュースでちまきが高値で転売されてるとか。なので1人あたりの数を制限してるようですが 売る方も買う方も何を考えてることやら。
ヒオウギ 五島では見たことが無かったのですが出石の姉の所で初めて見て、ほんとに扇の形、そして小さいけどかわいい花と思いました。 お祭りの時の花と聞いたことがあったのですが祇園祭の厄除けなんですね。
私の散歩コース 安満遺跡公園にも植えてあり地味に花が咲いてます。
五島でヒオウギと言えば色鮮やかなヒオウギ貝ですね、100円ぐらいで牡蠣と一緒に焼いて美味しかったです。
若い時に、2年間だけですが京都に住んでいました。日陰に入っても暑かった記憶があります。
もう少し、京都のあちこちを歩き回ったらよかったと、今頃になって思います。
食べ物や飾る花にも、謂れがあるのですね。キュウリ、江戸時代の武士は、葵のご紋に似ていて、畏れ多いと食べなかったとか。
鱧、あんなに骨の多い魚を美味しく食べる工夫。つくづく、日本料理(和食)は、文化ですよね。
全国的に猛暑の連休。
お祭見物も要注意ですね。
どの辺に住んでおられたのですかね!ニアミスしてたかもしれませんね。
私も久賀島のキリシタン墓地をもう一度見たいですし、細石流?の教会跡も見たかったです。
鱧の骨が多い事には実感わきません。
祇園祭京都テレビで中継を、今観てますが、暑そうですよ。山鉾連合会理事長の同級生も先頭歩いていましたが、大変ですね。
ハモのいいヤツも食べたことがありません。
うちも両親は京都人ではありません。
先生んとこも、そうだったんですね。
どこの方ですか?滋賀?
同級生の生粋の京都人の家とは違う幼年時代でした。