プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

1/12 RC166 スポーク張替え、その後3。

2010-01-24 22:38:00 | タミヤRC166
リムの最終塗装が終わりました、後は冶具を作ってスポークを張るだけになりました。
 この乾燥時間が長いんですねぇ~。



 その間に作り始めていたエンジンは塗装が殆ど終わり、こんな状態まで来ています。



 コレクションホールに展示してある固体と違い、アルミやマグを無塗装として地肌のエンジンを表現しています。

 最近左右の視力にバラツキガが生じて来たのか焦点が合わしずらくて小さな部分塗装には苦労しています。

RC166エンジン

2010-01-21 23:08:00 | タミヤRC166
 リム塗装で乾燥待ちの間にエンジンを組み立てています。



 部分的にシルバーの色調を変えるため、ブロック別に分けておきます。

 コレクションホールに展示してある車両は当時のオリジナルでは無いと聞きます。
 そのせいか綺麗過ぎる感が強く、僕はあまり好きではありません。

 オリジナルの写真はもっと汚く凸凹していて、部品一つ一つに手作り感が漂っている風合いが有ってそちらのほうが僕は好きです。

 当時の記録写真ですから勿論カラーでは無いので、色調は想像の域を脱し得ませんが、そこは自分のイメージで・・・っと言うことで自分の感覚で色付けしようと思っています。

1/12 RC166 スポーク張替え、その後2。

2010-01-19 22:32:00 | タミヤRC166
 プラスチックの材質がいつも慣れ親しんだ材質と違う様で、自分にはどうも勝手が分からないまま1本目にトライ、接着方法も失敗の原因でした。

 2本目のトライでは、穴埋めから接着まで全て瞬間接着剤を使用したので大した破綻は起きませんでした。


 ニップル穴もキットの約1mm径から0.6mm径に修正が終わり、下地塗装で表面の荒れを潰しています。



 ハブは既にシルバーで基本塗装は終わり、質感を出すだけとなっています。

1/12 RC166 スポーク張替え、その後。

2010-01-18 00:06:00 | タミヤRC166


 その後接着方法やニップル穴を塞ぐ事に試行錯誤が有りましたが、何とかいつものパターンに持って来られました。
 すでにニップル穴は開けられています。



 フロントハブには冷却風の逃がしのために12箇所四角い穴が設けられているので、この際ですから小さな刃物を作って穴掘りをして再現してみました。



 これでやっと塗装に入れますね。

1/12 RC166 スポーク張替え。

2010-01-11 11:57:00 | タミヤRC166
 スペシャルパーツにアルミ製Hリム・スポーク・ニップルセットが有ります、但し価格は¥5,600(税除く)とキットのお値段を大幅に上回ります。

 プロターにも同じ様なスペシャルパーツが有りましたが、やはりキットの倍のお値段で素人の私なんぞにはとても手の出る物ではありません。

 ですから過去何作かのプロター作品にもアルミリムセットは使っていないのです。

 今回タミヤRC166が発売された時スポークモールドの細さが話題にのぼり、絶賛を浴びている様です。
 確かに一見細く見えるスポークは、マイクロメーターで計ってみるとバリは多少有るものの概ね0.45ミリ~0.5ミリ以内に収まっています。

 比較対象物が無ければ相当細く見えますが、メーカー発表の0.4ミリ(メッキ層の厚みは除く)を実寸に置き換えると実に4.8ミリとなります。

 KITAJIMA・MC で古いZⅡのスポークを計ってみたところ実測で3.6mmしか有りません、750ccクラスでは概ね平均的な太さになります。

 250ccクラスではもっと細いサイズが使われているので、おそらく3.2~2.8が妥当なサイズとなる筈。

 タミヤHPの完成品画像を見て500ccクラスのレーサーに見えてしまうのはきっとその為なのかも知れません。

 能書きはさて置いて、今回もいつもの様にスポークの張替えからスタートしています。

 
 通常のホイール部品よりも点数が多く、2枚貼り合せて片側を作り、その片側同士を貼り合せて一つの部品が完成します



 リムの貼り合わせ面にはニップルモールドが収まる凹みがモールドされていますが、改造するには不必要な凹みなので塞ぐしかありません。


 メッキを落とし、8個の部品をそれぞれ接着してリムとハブは単体の部品として完成を目指しています。
 ハブ部品の接着は接着剤が端まで行き渡らず、ハブにスポーク穴を開ける際に剥がれて浮いてしまうので再度流し込みタイプで接着を確実なものとし、貼り合わせのために出来る溝を消してしまいます。


 Hリムを作る時に必ず使う工具、リム内側の窪みのRに合わせて刃先を研いだカッター。
 貼り合わせの際に出来てしまう溝を無くす為、多めに塗布した接着剤がはみ出したのを取り除き、整形もこなせる自作刃物です。

 いつもの定番の工作ですが、1/12の繊細なレーサーのホイール作りは老眼にはきつい作業です、いつも以上に丁寧で慎重な作業を心がけないと。