合宿の翌日の夜に、保谷こぼれびホールのコンサートを聴きに行き(遠かった・・・)、さらにその翌22日は、朝9時の、市民センターの抽選にはじめて挑戦しました。私たちのアンサンブルの練習場所を借りるのですが、いままではチェロのTさんにいつもやってもらっていて、申し訳ないし、何か手伝えたらと、挑戦してみました。いままで、北野市民センターでは、会議室2か、ステージは使わないでホールだけという借り方で、というのも、オーディオルーム(音楽室)が当たらなかったためなのです。それで、今回は人が替わればまた違うかもと、私が挑戦。朝、家事をそこそこにすませ、市民センターの事務室に9時前に到着。とにかくなにもかもが初めてなので、その場にいたほかの人や市の職員にいろいろ聞いてみました。まずは、抽選の順番の番号札を取り(6番でした)、9時にその人数分の袋が用意され、順番でそれを取り、その袋の中の番号順に、希望の部屋を借りる手続きをするのです。いままでは水曜日の練習でしたが、9月からは金曜日午後を取るのです。といっても、曜日は関係なく、借りる2ヶ月前のその日の朝9時の抽選なのです。
机の上に並んだ緑色の袋を一つ取り、中を見ると「4番」でした。そして、4番目に窓口で聞くと、なんとオーディオルームはあいていたのです!なんとラッキーー。思わず、初めて取れました!と大喜び。うきうきと、自宅に帰りました。
音を出せる場所は、会議室1、カルチャーセンター、展示室も大丈夫とのことでした。ただ、その日の2ヵ月後は、市で何か使うらしく、ホールと展示室は予約済みとなっていました。
この幸運が次にも通用するといいのですが・・・。ロト6も、たまに千円が当たる程度。でも、諦めずにがんばります。楽しい抽選初挑戦でした。
合宿二日目は、朝7時半に食堂に行って、朝食。和食で、なかなかおいしかったです。納豆を食べるのは本当に久し振りでしたし、焼き魚がとってもおいしかったです。ちょっと油が多いと、他のメンバーは気にしていたようでしたが、私は魚の皮のところの脂が大好きですから!
9時から12時まで、音楽室を借りているので、荷物整理をして部屋を出て、そのまま荷物と楽器を音楽室に持っていきました。そして、ロビーコンサートの曲を練習し、昼はまた食堂で食べました。今回は、冷やしとろろそば。それと、私は小松菜の胡麻和えを追加。それでもとても安かったし、ヘルシー。そしていざ、昨夜の楽器店に、車2台で出陣?したのでした。
その楽器店とは、「杉田楽器」さんです。サイトはこちら。東松山市内、市役所の近くで、とおりに面した店は、あまり大きなものではないのですが、そこから奥の建物にいくと(ぐるぐる庭をまわりました)、大きな家があり、その地下にピアノの展示室があるのです。それはそれは、グランドピアノが向かい合って10台ほど、そして奥にはアップライトとエレクトーンが並び、まさに壮観。70畳くらいの広さだということでした。私が目についたグランドピアノは、ベヒシュタインのオールドで、宝塚音楽学校の先生が持っていた100年前のピアノだそうで、鍵盤も象牙でしたし、譜面立てがアールヌーボー様式のような素敵なデザインなのです。それが今も現役というのには驚きです。この楽器天ではいろんなメーカーのピアノが並んでいて、それを試奏するために、全国からお客さんがあつまるそうです。その素晴らしい空間で、贅沢にも、大きなピアノの椅子を借りて、譜面台はドイツ製のをお借りして、練習と言っても、楽器店のご主人や奥さん、息子さん達を目の前に、恥ずかしいけれどモーツァルトのK.464の1楽章を演奏し、さらに秋の歌3曲も、あまり練習していないけれど演奏したのでした。でも、あまりに響きがいいので、私以外のメンバーは、ピアノのところも思い切りフォルテで鳴らしてしまっていました。気持ちよかったそうで・・・!?
その後、楽器店で練習用にいいものがあるといってコンピュータで作った練習用の音源をエレクトーンにつなげて、一人でも合奏するようにできるといって、ヨーヨーマの演奏するピアソラのリベルタンゴを試してくれました。演奏はチェロのTさん。そして機械?!なんでも、テンポを自由に変えられるし、バックの演奏もいろいろ足したり引いたりできるそうです。子どもから大人まで、楽しめるし、何より練習が楽しくなるとのこと。あまりに熱心に説明してくれるので、もうセールストークになっているみたいでした。で、買わないといけないのかな、と勘ぐってしまいましたが、そういうわけではなかったのです。ヴァイオリンでもそのリベルタンゴをファーストAさん、セカンドHさんで楽しんで、ハ音記号の楽譜のなかったヴィオラの私はちょっと寂しかった・・。でも、あの伴奏は、覚えてしまえばアドリブでできそうです。そのあと、皆で2階の譜リビングに行き、お茶をご馳走になって、さらに楽器談義が長く始まりました。その中で、桜井フルートの木管を見せていただいたんです。話からすると、杉田楽器は、ピアノとフルートがメインのようでした。客層は全国から集まるので、地元の仕事は学校関係に絞られるそうで、東松山はそれほどアマチュアのクラシックが盛んではないとのことでした。でも、全国的にお仕事ができるのなら、すごいことですよね。
Aさんが魂柱を倒したおかげで?とてもいい経験が出来ました。親切なご主人や奥さんに感謝です。
家に帰ると、夫はとても不機嫌でした。その夜には夫の友人がPCをつなげに来てくれるというのに・・。で、料理が間に合わず、友人がPCのルータ設定をしてくれて、ようやく夫のインターネットが復活となり、3人で地元の割烹料理「あじなお」に行って飲食しました。初めて入った店ですが、とてもおいしかったです。家出下手な料理作るよりも、お客さんが来たときはこれからこの店に行こうと決めたのでした。