昨日は火曜日、下高井戸シネマで映画を「どなたも」千円で見られる日です。そこで、夫と一緒にでかけ、映画「マジックアワー」を見てきました。
その前に、ピッツェリアトニーノでランチを食べたのですが、そっちのほうが夫の目的だったかもしれません。先月、テレビで紹介されたというからか、11時半の開店には行列して1階のテーブルが7割くらい埋まってしまうので、驚き!だから、咳についても、前菜が出るまでけっこう待たされましたが、映画の上映時間まではたっぷりあったので、グラスで赤も白も飲んだ後、近くのノリエットまで寄ってから映画館に入りました。
封切り前は盛んにフジテレビで宣伝していた、まだ若いのに三谷幸喜の「最高傑作」とまで言っていた映画、そこまでではなくても、彼の映画のなかでは確かに最高でしょう。面白かったです。セットも細部までこだわり、笑わせてくれます。三谷氏の映画作りへの愛情を感じました。彼が言いたかったこと、それは佐藤浩市が代弁しているようでした。とにかく、楽しくてほろっとくる、ドタバタ喜劇でした。谷原章介扮する俳優が年取ってからも役者を続けているという設定で柳澤愼一が演じていましたが、よく考えたな、確かに雰囲気が似ていると思いました。で、私は彼をよく知らなかったのですが、夫は、「知ってるよ、僕が小学生の頃から知ってた」とのこと。
最後のどんでん返しはとても面白かったし、先日なくなった大好きな俳優のポール・ニューマンのスティングを連想しました。映画好きにはたまらない映画でしょう。三谷幸喜、よくがんばりましたね!
そういえば、トニーノの正面、あの「マジックアワー」のホテルと形が似ていますよね。あの、両方が道路に道路になっている建物って、確かに素敵です。
下高井戸シネマのトイレ、今回の手書きの絵は、機関車トーマスでした。