64年前の今日、広島に原爆が投下されたのです。またこの暑い夏の日がめぐってきました。
原爆ドームでその原爆の威力がわかるけれど、本当に戦争の悲惨さとか平和への思いは年月とともにかすんでしまうような気がします。いまだに、原爆投下は正しかったとアメリカは言っています。市民を巻き込んだ大量破壊兵器、それが許されるわけがありません。
4年前、一度も見たことがなかった原爆ドームをこの目で見たくて、私は一人で広島に行きました。確かに、平和の象徴ではあるけれど、記念館を見ても、本当の悲惨さをきちんと想像できる人は多くないような気がします。昔の話だからと思う人がほとんどでは?
地球上のどこかで、大量破壊兵器を使われて悲惨な目にあっている人たちがいます。劣化ウラン弾もそうだし、クラスター爆弾もそう。それに、ガザ地区ではイスラエルが新型兵器を使っているという報道がありました。もう、いい加減にやめてほしい。武器を使っての平和なんて絶対にありえないです。
「この子たちの夏」という朗読劇、機会があったらぜひ見てください。
体験者が高齢化でどんどん証言する人たちが減っていきます。語り継がなくてはならない戦争体験、ぜひ、埋もれさせないでもっともっと、語り継いでほしいと思います。
記念だからと原爆ドームを前にピースサインで写真に写る、その違和感。私も、去年、指宿で平和記念館の平和の鐘を打ちながら笑ってポーズを取る姿にぞっとしました。
なんだか、悲しいよね。死んでいった人たちの気持ちを考えてほしいです。
国を守るために死ぬなんて、イヤだ。国は国民を守るためにあるのに、そのために税金を国民からとっているんじゃないの!ふざけんなです。