今朝は老猫、食欲がなかったので心配でした。体の動きもよろよろしていて、特に左後ろ足が危ないです。座るときもうまく安定した位置に置けないようで、かわいそう。
いつもは喜んで飲むカロリーエースも、今日はあまり飲まなかったのです。4時によそった夕ご飯も全く手をつけず、外にいる猫にあげちゃおうかと思って準備しようとした途端、のそのそ起きてきてむしゃむしゃだべ始めました。この猫は、ものすごく焼きもち焼きなので、外にあげるのなら!とむきになったようです。彼女は、人間の言葉を非常によく理解しています。かなり賢い猫です。それで、我が家の賢者だねって夫と話しました。
じゃあ、愚者は?と聞くと、夫は「おれだろ」って(そーだと思う!)。
このところ毎日暑いから、彼女は玄関先の廊下のフローリングに寝そべってばかりいます。そこが飽きると、座布団に寝そべります。最近は、寝返りを打つのも一苦労のようで、見ていてこちらが辛くなります。今日は午後、水の入った器を彼女のもとに持っていき、たくさん飲ませてあげました。ところがしばらくして吐いてしまいました。そのあと、さらに発作のようになって呼吸が荒くなり、まるで犬のように、口を大きく開けて息をしていました。明日は、酸素スプレーを買っておかなくては・・・。
なるべくストレスのないよう、何とか居心地よく暮らせるようにしてあげたいです。がんばれ!
彼女は私が結婚して暮らし始めた多摩ニュータウンの賃貸団地でひょっこり現れ、いついて家族になりました。確か、90年にはすでに一緒にいたはずです。当時は1階に住んでいたので、自由に外に出て遊んでいました。でも、97年に私と父の飼い猫だけがこちらに先に越してきて、3年間は夫とその団地で彼女は別居。その後、一緒に住みましたが、こちらでは全く外に出ません。猫は、上下運動ができれば運動は十分なので、団地と違い一軒家には階段があるから大丈夫なのです。その階段も、ここ1ヶ月はもう全然上らなくなりました。食事のときも、椅子に飛び乗って一緒に食べたがりました。今はそれもできなくなりました。
こちらに連れてきた当初は、父の飼い猫「ねね」がいたので、彼女は2階に餌場とトイレを置いて生活させました。ねねが22歳で死んでからは彼女の天下です。エイズ猫の部屋をのぞいて、自由にしています。夫と私が喧嘩すると、2階の私の部屋によく逃げてきたものでした。元気なころは家の中で一緒に鬼ごっこもしたし・・・。楽しい日々がありました。
先におばあちゃんになっちゃうんだもの、悲しいな。