「とくダネ」で放送しています。天下の国立大学「京都大学」が、教員を減らさざるを得ない状況だといいます。天下りをいぇめるように指導した事業仕分けが、逆に現場の大事なところを削られるという結果になっているようです。こんなことでいいのでしょうか?天下り理事の年収は1700万円だといいます。その人を辞めさせたら有望な教員二人分の年収は出るのに・・・。
はやぶさの奇跡は、日本の最先端の技術があってできたことです。その研究が、人員削減ということで閉ざさせるとなったら、日本の誇れるものがどんどんなくなってしまいます。
独立行政法人というのが、どういうものかわかりませんが、学校や大学は、民間の成果主義能力主義だけでははかれないものだと思います。それを、どんどん予算を削っていったら、どうなるのでしょうか?学問にお金をかけるというのは、それこそ、未来への投資なのに。たった今のことだけで予算を考えるのは、おかしいです。ますます、日本人がバカになっていくのを見るのもつらい・・・。京都大学を救わなくては、日本の将来がかかっているのに!!
優れた教員を確保するということは、そのあとにそれを目指す若手をどんどん引き入れることになるのです。優れた人材の確保が大学の存亡をかけているというのに、それが無駄な天下りでつぶされるなんて、本当に悲劇ですね。官僚とのパイプがどうしても必要ということですが、優秀なスタッフのいない大学には何の魅力もないのではないでしょうか。それでは大学自体が滅びます。
残念ながら、私の脳みそは国立大学入学を拒まれ、私立大学文系で4年間、楽しい学生生活を送りました。そしてそこで素晴らしい師に出会い、専攻を決めたのです。この私立文系の私だってこうなんですよ。京都大学って、東大よりも優れているといわれるくらいの日本の誇る大学なのに!!悔しいよ!