ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

終末期医療

2013年05月23日 19時03分03秒 | 社会

 昨夜のクローズアップ現代で、終末期医療のホスピスでの食事について放送していました。最後の最後まで、自分が食べたいものを食べることができるのですね。

 夫は最後の1か月、ほとんど何も口にできませんでした。なぜだったのでしょう。もっと早く、痛みの治療をしていたら、こうまでひどくならなかったのかもしれません。おなかは肥大した肝臓で膨れ上がり、いつもぼーっとしてじっと座っているだけになりました。自分でたべっられなくなってもしばらくは私だけのために本当に頑張って食事を作ってくれました。

 食べることと飲むことが大好きだった彼は、最後まで食べたかったに違いありません。ごめんね。

 二人でよく、おいしいものを食べに行きましたね。もう、一人ではできそうにありません。なんとか一人分のおいしいものを家で作る努力をします。生まれ変わったら、また私においしい料理を作ってくださいね。

 来月の命日には、一人で樹木葬の蝋梅に会いにいきますよ。私も早くそちらに行きたいです。

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