『MASTER TAPE ~荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る~』
BS2 1月16日(土)後9:00~9:54
(再)BS2 2月19日(金)後11:00~11:54
(再)BSプレミアム 2012年11月18日(日)後11:50~翌前0:44
(再)BSプレミアム 2012年12月9日(日)前1:10~2:04 (8日(土)深夜)
(再)BSプレミアム 2013年8月9日(金)前0:00~0:54 (8日(木)深夜)
荒井由実さん(現・松任谷由実さん)のデビューアルバム「ひこうき雲」。レコーディングには1年以上の時間がかけられ、細野晴臣さんをはじめ、当時最高のスタジオミュージシャンたちが集まり、ヘッドアレンジという全く新しいスタイルで楽曲を作っていきました。その1年にわたるレコーディングの成果である「ひこうき雲」のマスターテープ=マルチトラックテープは現在も保存されており、そのトラックにはさまざまな秘密が残されていました。
番組では、レコーディングに参加した人達に集まってもらい、実際にマスターテープを再生し、ミックスされたレコードやCDではわからないような音までも聴きながら、当時の様子を語っていただきます。熱い思いで、そこにその“音たち”を固定した松任谷由実さんや、この傑作を世に送り出したプロデューサーの村井邦彦さん、細野晴臣さん、そして関わった多くの人たちに語ってもらうことにより、「ひこうき雲」完成の秘密を探ります
*********
という番組を録画して、昨日、じっくり見ました。ものすごく面白かったです。
私は夫と知り合ってからはほとんどクラシックオンリーになりましたが、それでも、ユーミンの音楽は耳に入っていました。ユーミンを聴きはじめたのはいつからだったのでしょう?
亡父の飼い猫とうちの猫の相性が悪くてしかたなく夫と愛猫と別れて暮らしたころ、最寄りの駅にはレコード店があり(今はありません)、ユーミンの1978~1989アルバム復刻版を買い、さらに去年は、彼女の「日本の恋と、ユーミンと」を買いました。
父が晩年過ごした高尾山麓には、彼女の実家、荒井呉服店の別荘「装柳山荘」がありました。圏央道のために早いうちになくなってしまいましたけれど。そして何より、私は八王子に住み始めました。ユーミンパパの八王子です。
その番組で、彼女がブリティッシュロック好きで、ほかのメンバーがアメリカンロック好きということを知りました。
彼女がノンビブラートで歌うことを覚えさせられたというのも、興味津々。昔は、私も彼女の声よりも、ハイファイセットのほうが好きでしたが、いつのころからか、彼女の歌でなくてはと思うようになったのです。でも、ユーミン本人もコンプレックスを持っていたんですね。若いころは音域も色かったのにびっくり。作曲家としても天才的ですし、いい配偶者に出会えて、二人で「ユーミン」を作ってきたというのがすごい。
クラシックとして残る音楽、今の時代では、ビートルズにユーミンだと私は思います。
彼女の曲で好きな「遠い旅路」、これはどのアルバムにも入っていなくて、ベストの中にも入れてもらえず、とってもいい曲なのに、なぜでしょうか?お願い、「日本の恋と・・・」のような企画に、ぜひ、今度は入れてください!
今回も、せっせとねっとけんさくで松任谷正隆さんやユーミン本人のことを調べましたが、ウィキペディアの中に、プロ活動の最初に、私の母校の学園祭があったのが、超うれしかったです。
人生の伴走者、二人とも、素敵です。いいなー、私は去年、伴走者を亡くしてしまいました(とほほ)。
この猛暑の夏、夜中に熱中症にかからなくするよう、努力しないとね。一人暮らしは意外と、怖い!?
ひこうき雲、ネットで注文してしまいました。あの番組を見たら、絶対に聴きたくなりますもの、やられたね。