ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

サザン

2013年08月23日 23時21分29秒 | 芸術

 そう、もう芸術の域でしょう。

 サザンと言えば、同世代。大学はお隣でした。青学の講堂で、サザンのライブがあるというのを聞いていて、行ってみようと思っていたのに・・・。でも、私たち同世代、お隣の大学生は、サザンの音楽を聴いていましたよ。クラスメイトの車でドライブの時は、サザンの「女呼んでブギ」で大盛り上がりでしたし!

 新聞の天野祐吉さんのコラムで、今月7日のサザンの全面広告のことが載っていて、慌てて新聞をあさりました。

 さすが、すごいです。

 彼のメッセージで、社会が変ってくれることを希望します。特に、「ピースとハイライト」。

 お隣の国と、もっと歩み寄ろうじゃないですか。私たちの親や祖父母の時代に、お隣りに日本がしたことをもっと理解しましょう。その上で、これからのことを考えましょう。

 理解することが、相手の気持ちをきちんと受け止めることが大切だと思います。

 誰も、好んで喧嘩しようなんて思いません。一緒に歴史のことを勉強しましょう。私たちは、本当のことを知らなさすぎます。自分の力で考えることが大事なのですから、時間をかけてお互いのことを理解しましょう。

 国家と国民は、微妙に違うのです。どうか、お互いに歩み寄ることができますように!

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NHKスペシャル「亡き人が現れた」

2013年08月23日 23時00分01秒 | 日常

 今日は遅番でしたが、相棒が車通勤なので帰りにのせてもらい、最初から見ることができました。とても気になっていた番組です。

 今年の夏は東北大震災から3年目。もう、そんなになるんだ・・・。

 夫はその時、自宅にいて、地震の揺れで台所の食器棚を抑え込んでいたそうです。

 彼が亡くなる前に、絶対に出てきてとお願いしたのに、ちゃんと出てきてくれたことはありません。夢の中でちょっとだけ、そうかな?と思ったことが少しだけ。でも、もっと、はっきりと出てきてほしい。

 私の前の携帯に、録音が残っています。「〇〇です。また、電話します」それだけ。でも、たまにそれを聴きます。そのために、前の携帯は処分できません。MDにも、彼の録音が残っています。いつも、怒っていましたね。

 藤圭子が自殺と思われる死に方をしました。彼女は、とても生きづらかったのだと思います。あまりにも感性が鋭すぎたために。だから、小悪露を打ち明ける信用できる人間が少なすぎた。かわいそうでした。夢は、もう持つことができなかったのでしょうか。

 夢って、前向きになりますよね。だから、夢を持たないってことは、未来をあきらめることになるんです。そこで、生きるというスイッチが入らなくなっちゃうんだと思います。

 がんと向き合って、前向きになれば、生きるスイッチが入るのでしょうか。あきらめたところで、もう死が目前なのでしょうか。うーん、悔しいです。夫のがん闘病、最初から痛みのコントロールを初めて、きちんと計画立てていれば、もっと長生きできたのではと思います。

 大震災の大津波で亡くなった人たちは、まさか自分がその日に死ぬなんて思わなかったはずです。だから、エネルギーが残っていて、遺された人たちへのメッセージを送ることができたんだと思います。

 私は、今も会いたいと思っています。夫が、こちらに来てくれないのなら、私がそちらに行くしかないのでしょうか?私も、夢なんかありません。来年春に消費税が上がったら、もっともっと生きづらくなります。こんなおかしな国のおかしな時代に、私は生きていたくないです。早く、夫が迎えに来てくれるのを待っています。

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