ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

激流、終わっちゃった・・

2013年08月13日 22時48分54秒 | 日常

 前回の放送は、えーっ??だったけれど、最終回は、まあ泣けた。

 残された者にできることは、その人を忘れないこと。

 先日、大学のクラス会の幹事になったので、引き継いだ住所録を、うまく筆ぐるめから筆まめに変換できなくて、手入力しました。そこで初めて、卒業以来、全く連絡先不明というのが数名いるのを知りました。

 その中には、本当に「わからないままにしておいて、どうか探さないで」という意志もあるんだと思います。学生時代に、いったいその人に何があったのか、私には想像がつきません。でも、思い出したくない時代に、大学時代が当てはまるのでしょう。

 多感な思春期に一緒に過ごしたというのは、OL時代や主婦時代にできた友達とは、重みがちがうというのかな、何かが違うんです。

 夢の通りには生きてこなかったけれど、あのころは楽しかったなー。

 今が一番楽しいなんて、変じゃないかしら?老後を目の前にして、人生に疲れているはずですよ。お金があっても、若さはない。若いというのは、それだけですごく素敵なことだったはず。

 そのきらめき、もどかしさ、いろんな思いが、今の若い人にないとしたら、それはおかしい。その人たちよりも、そうしてしまった社会自体がおかしいんじゃないかしら。

 若いころは、輝くものなのです。私も、一生懸命、輝こうとしていました。だから、今はもうすでに余生だと思う。

 棺桶に足突っ込んでいるくせに、いつまでもギラギラしてんじゃないよ!若い人に譲りなさい!そういう老人だらけになっちゃいましたね、この日本って国は。便利になって、スマホ持って、一億総主人公になっちゃったんだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする