あの阪神淡路大震災から今日で23年。あの日の早朝、私は夫と猫と多摩ニュータウンの賃貸団地で就寝中でした。揺れに驚いて、そう、関東地区でも揺れたのです、慌ててテレビをつけた記憶があります。
今朝のあさイチでは、それを踏まえて防災がテーマでした。私のベッドの頭の棚には、ヘルメットがあり、ベットの下にはスニーカー、そして足元にはセットで購入の避難防災リュックがあります。防災用の食糧は今年の7月で賞味期限。番組ではペットのことも触れていたので、他に置いてあったハッチのハーネスとペット用のサラと少しだけカリカリも入れることにしました。忘れていました・・・。
マンションは、倒れることを想定していないので、居住場所がそのまま避難所になると、どこかできいたことがあります。まず、家でなんとか暮らすことを考えないといけないわけです。停電と断水。奇しくも今度の給水管共有部更新工事で、体験することになっています。それを訓練として過ごさないといけないのかな。
本当はこうして普通に生活していることも、大変なことだということなんです。あらゆることに感謝して、日々謙虚に生きないとだめですね。
23年経ってようやく話せるようになったという被災者がいます。戦後73年、長すぎると思っていましたが、それでもなかなか証言できないまま亡くなる人も、気持ちがわかるようになりました。でも、話すことで前に進めるはず。話して、もう少し楽になりましょう。
震災は、突然やってくる。でも、戦争は、くいとめることができる。
最近、文化財に落書きをしたり、今朝の新聞には美しい樹氷に落書きのスプレーをしたという驚きの事件が載っていました。文化財は、何百年という時を経て守り続けてきたものです。そして、樹氷は、自然の芸術品。それに対して、落書きをするという人の心理が、私には理解できません。地獄に堕ちろと思います。人はそんなに目立つことをしたいのか?できれば、いいことをして目立ってください。本当に許せないです。文化財に対しての暴力は、断じて許せません。観光立国といっても、そういう犯罪者まで受け入れるのはどうかと思います。価値が分からない人間は、来るべきじゃない。ましてや、落書きするなんて。