なつかしい京王線です。先日は、以前住んでいたところの眼科医に行ったとき。そして、今回は、新聞折込で知った首都大学東京のプレミアムカレッジのパンフに載っていた記念講演会を聴きに、南大沢に行ったので。
昨日は南大沢で何かお祭りみたいなものをやっていたから、駅前は非常に混んでいました。日曜日の大学は、がらんとしているものですが、昨日は例の50歳以上対象のシニア大学開校記念講演会なので、それくらいの世代の男女がうじゃうじゃ集まりました(私もその一人)。江戸東京の成り立ちについての地理学と歴史学からの講演で、とても興味があったのです。プレミアムカレッジも受験しましたが、集まった人数(千人近く)をみると、その中からたった50人となると、無理だろうな、と思いました。
この先、生きていく知恵を今から見ちつけようなんて、もう手遅れなのかもしれないけれど、それでも、学ぶということは楽しいものです。ただ、もし入学できたとしても(たった1年間のカリキュラムですけどね)昨日の歴史学の谷口先生は、担当じゃないから教えを乞うことができないみたいで、ざーーんねん!!なかなか、かっこよかったし。
かっこよかったし・・?デジャブですね。私が一浪の末に第一志望じゃない私立大学に入って、年次主任の助教授の話を聞いた途端、彼に恋した自分がいたのでした。ああ、歴史は繰り返す、
京王相模線の多摩センター駅を過ぎて見えた多摩ニュータウン通りが、なつかしくて涙が出そうになりました。夫を永山の賃貸団地に残して父の飼い猫と私が八王子に引っ越し、週末の度に車で夫を送り迎えしていたころ、必ず通った道でした。3年間、猫のために別居していました。私たちの飼い猫と亡父の飼い猫が仲が悪くて・・・。
思えば、夫の一生はある意味、猫に振り回されていたようでした。飼ってはいけないという団地で猫を飼い、さらに保護までしていたし。生粋の猫おじさんでしたね。樹木葬には、先代のサビ猫と一緒に眠っているから、幸せでしょう。