ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

窓辺で猫が日向ぼっこ

2019年01月13日 12時16分54秒 | 日常

 こういう日常が、幸せなんだと思います。そして私はりんごをスライスしてバターで炒めてフランベする、自家製スイーツをコーヒーとともに、須川展也のモリコーネのCDを聴きながら・・。

 今朝の新聞には、興味ある記事が載っていました。世論調査で、全世代の結婚観に対するもの。今は社会が変わりつつある、いやもう変わってきているので、生涯独身だって別に不思議じゃないし、当たり前になってきています。そんな中、結婚って、どうよ?というもの。確かに、リスクが大きいものですね。一度はした方がいいとはいえ、失敗したら大変なものだから。最初から一人なら、人生設計も計画も立てやすい。それに、私が若かったころに比べて、今の社会は、不安がたくさん。それを子らからずっと生きていく若者が希望を持てないという社会に、確かに私たち世代にも責任があると思います。私が20代の頃って、そりゃもう、未来は明るくて、なんにでもなれると思っていました。現実はそうはいかなかったけれど。

 私はバブルの恩恵は受けていません。中小企業の経理事務で、たいして給料良くなかったし・・。それでも、DINKS(ダブルインカムノーキッズ)で、夫と趣味に楽しんでいましたから、まあまあの生活でした(賃貸団地でね)。まさか、今のような生活になるとは、思ってもいませんでした。両親の闘病で仕事を退職したし、更に夫は病死。夫とは老後が楽しそうだから結婚したのに、皮肉にも彼の老後はなかった。

 いろいろあるものです。いつも不安はありますが、それが人生なのです。まさか、生きている間にベルリンの壁が崩壊するとは思わなかったし、アメリカの大統領がトランプというあまりに常軌を逸した人間がなるなんて、思いもしなかった。そして、今の日本の外交は危機に瀕しているとも思える状態でしょう。不安じゃないなんて、ありえませんね。それでも人間は生きていくものです。

 たとえ結婚しなくても、いろいろ話せる相手を持ってください。人生、捨てたものじゃないですよ。勇気を出して前に進んでもらいたいです。若いということは、それだけで武器になるから。でも、思うということ、考えるということ、それができるのだから、一生懸命進みましょう。それが、亀のようでもうざぎのようでも、進む速度は自分にできる範囲でいいじゃないですか。

 窓辺の猫は、何かいいたげです。でも、うまく伝わらない。日本語話してくれればいいのにね。不思議に声をかけると、返事をします。お互い、わかっているのかわかっていないのか?結婚だって、そんなものですよ。自分のことだってわからないんですから。でも、一緒にいる時間が楽しければ、いいんじゃないかなあ。あとになれば、楽しかったことしか思い出せませんから。

 さて、これから古文書を勉強します。一生勉強ですね。昔だったら女性に学問なんか必要ないって言われていた時代があったなんて!これからは、男に必要ないっていってやりたいですね。だって、ろくなことしてないじゃないですか。とはいえ、平等ですもの。とにかく、きちんと男女のことを学校で勉強してほしいです。そうじゃないと、日本という国は、世界的に特異な男性中心の社会に見られてしまいますよ。男性こそ、もっとセルフコントロールを学ぶべきなんです。女性蔑視をやめないと、本当にサイテーの国になります(なってるか)。

 この世から紛争、戦争と性暴力がなくなってほしいと切に願います。女性はおもちゃじゃないし、ましてや子供を産む道具ではありませんから。人を傷つけることは、罪です。罰せられて当然です。

 世の中は3連休なんですね。無職だからそういうことには疎くて。明日も休日なんだ。成人の日か。大人としての自覚、きちんと持ちましょう。

コメント (4)
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