なぜ、会いに行くのか？

　全く知らない人に会いに行く理由がわかりません。たとえラインでやり取りしていたとはいえ、会っていない人に会うリスクをどう思っているのでしょうか？社会には、闇がたくさんあります。女性と偽っているケースもあるでしょうし、どうして会いに行ったのかが理解できません。無防備すぎるのが、怖い。

　年頃の女性と会うというのは、相手にやましい気持ちが全くないとはいえません。悩みでも相談したかったのでしょうか。彼氏がいたとのこと、本当に残念です。平気で殺されるのが怖い。

　自分の命は、自分で守るしかないんですよ。おかしいと思うことには、単独で行ってはだめだと思います。何より、会いに行くことがおかしい。私は会ったことのある人としか、ラインしませんけど。世界は広いなんて、その広い闇に葬られるとしたら、自分の狭い世界で十分に生きた方が、幸せだと思いますが。

　もしかして、画像いつわっていたのかなあ、相手の男性。どうみても、あいたいとは絶対に思えない風貌ですが。それでも、相手が騒ぐようなことをするのは間違っていますよ。女性とあえばすぐにどうにかできると思っているのがそもそもの間違い。ふざけんなですよ。

　それに、会いたいと言って会いに来た女性に対して、ひどいことをするのは人間としてもおかしい。人との付き合いって、プロセスを大事にしませんか？それは恋愛に限らずです。

　先日、海外に逃げていた強姦七の外国人の犯人が来日して逮捕されました。ディズニーランドにも行きたいってか、見ず知らずの女子大生を強姦して殺しておいて、サイテーでしょう。女性に対する犯罪は、単純に罪を累乗してもらいたいです。二重の殺人なんだから。当然、今日の犯人もそうです。二人殺したのも同然。

　騒いだから殺したなんて、まず相手が騒ぐようなことするのが間違いでしょう。人間としても男としても、サイテーです。女性に対して、更には自分よりも弱い存在に対して、力で支配する、それがいけないのです。どういう育てられ方したのかな？

　掲示板やらラインやら、簡単に人と出会えるようになった社会って、いいのかな？友達がたくさんいることがいいなんて、思っているのかな？フォロワーが大勢いるのがいいことなのかな？それらが全部、ＮＯ！という存在になるかもしれないのに。私はＴｗｉｔｔｅｒやらインスタグラムやらは怖くてできません。ひっそりとこのブログどまりです。それも、高齢化になればいつまで続けられるか、わかりません。どこかの宇宙の片隅にこのかけらが残っていればありがたいけれど。

　地球のかけら、笑っちゃいますねえ。アポロが月からとってきた石、なんと地球の隕石だったらしいのです。まわりまわって、なんてこった！

　咳がなかなか治りません。今、中島敦の本を読んでいますが、彼って、気管支炎で亡くなったそうです。嫌な予感が・・・。まあ、殺されるような最後じゃなければ、よしとしますか。

小林一茶と金子兜太

　という内容の講座を昨日、立川で聴いてきました。風邪がまだ抜けていなくて、マスクをしたまま受講し、咳を止めるのがくるしかったです（とほほ）。そこで、一茶の手紙など、面白い古文書もいくつか紹介されました。彼は、矛盾だらけの人間でした。遺産相続で１３年ももめていて、ようやく故郷に終の棲家を得たのですが、５０過ぎだったかな、そこで初めて結婚するのです。でも、生まれた子供は次々と亡くなり、妻までも病死。

　この講座を受けるからと俳句の先輩が、一茶記念館の一茶の小冊子をくれました。今日、それを詠んだら、更に一茶の障害とその生き方が少しまた理解できたような気がします。正直、矛盾だらけで、女性蔑視なのではと思うことしきりでした。妻が死ねばまたすぐに後妻をもらうのです。番目はよほど一茶が嫌だったのでしょう、８０日で離縁。まあ、最初の奥さんも、一茶は子どもがすぐに亡くなるのが彼女のせいだと言わんばかり。これって、ひどくないですか？？３人目の子供は背中で窒息死したというのです。

　いまだに、出産で亡くなることがあります。当時は子供が成人まで生きるのも、妻が無事に出産することも大変な時代です。その妻の大変さを何も理解しないのでしょうか？ただでヤレて家事もさせる、いわゆる奴隷でしょうか？腹が立ちます。

　女性は奴隷ではありません。当然、性奴隷なんかではありません。６０過ぎてもなお盛んな一茶に、呆れますね。それが、奥さんもお好きなら、別に問題はありませんが、嫌だったとしたら、拷問ですよ。

　夫婦は、相性だからなあ・・・・。

　兜太の私生活まではわからないので、何とも言えませんが、一茶も兜太も、「荒凡夫」が理想だとか。