心に引っかかったのは、以下の句です。
長谷川櫂選
蛆を喰ひ蛆に喰はれし話など 高萩市 小林紀彦
大串章選
赤紙や骨の散らばる天の川 我孫子市 岡村英
アテルイも牛若丸も秋祭 久慈市 和城弘志
9月になっても、まだ8月の敗戦忌を思い浮かべる句がありますね。蛆(うじ)が、夏の季語だとは、知りませんでしたが。これも、おそらく南洋の激戦地での体験ではないでしょうか。どうか、証言をぜひ、残してほしいと思います。
月一で地元図書館で、奥の細道を古文書で読む講義を受けています。ちょうど、平泉のところで、義経に思いがあって、最後の句を選びました。
最近は句が読めなくて、悲しいです。忙しくて、いい言葉が降りてこないのです。でも、俳句を辞めるつもりはないので、時間をかけて(周りは私よりも年長者ばかりですから)少しずつ前に進んでいかれればいいと思います。まあ、蝸牛ですね。
ヴーヴとは寡婦のことなり蝸牛
これは自作です。ヴーヴクリコというシャンパンは、未亡人クリコという意味だから。未亡人暦7年になりました。
関東はだいぶ涼しくなりました。名古屋は今日も34℃くらいとか、非情な残暑です。来週あたり、健康診断結果を聞きにいかなくちゃ。指の粘液脳腫が、ちょっと辛くなってきました。まさか、手にできるとは・・。体調管理、しっかりしなくては。そうそう、明日は新しい保険証が届く予定です(再配達になっちゃったので)。健康でいることが、節税になりますものね。がんばらねば・・。