先日、図書館に行ったついでに、現代俳句の本を借りてきました。ところが、これも難しくて・・・。
五七五の基本は、現代俳句でも守っているとは思うのですが、幹事の訓読みが、フリガナふっていないと、わからないのです。
NHK俳句の先生でもある宇多喜代子さんの
水鳥に 瞑る昼の ありにけり
これは、どう読めば中句が七音になるのでしょう??瞑想の瞑は、くら・い とか つぶ・る とか、ねむ・るしかないのです。昼をあえて「まひる」とか「ひるま」と読むのか?そういうことでつまずいて、俳句のことをめんどくさいとか鬱陶しいと思ってしまいますよね。さらに、次の句がこれ。
萍は 犇き昼の 酒匂う 徳弘 純
最初の字もわからないし、さらに牛が三つって、何??
俳句って、わざわざ人に読めない字を使っているようで、腹が立つ。調べたら、「うきくさ」に「ひしめ・く」でした。自分では語彙は豊富な方だと思っていたけれど、へこむよねえ、こういう世界。