昔、亡夫とテレビで見て感動したこの映画、今日の午後、BSシネマで放送されました。ベトナム戦争が舞台で、見るのがとてもつらくなり、途中でやめようかと思ったのですが、「国葬」よりはましだと最後まで見ました。ベトナムの村を焼くシーン、ベトナムの農民を「意味もなく笑ってる」と言って殴り殺すシーンは、同じアジア人種として、とても耐えられなかったです。そういう文化の違いとか、人種の違いで誤解されるのって、よくあることだけれど、戦争では特に顕著に出るのかとぞっとしました。たまりませんよ。
この映画をプーチンに見せたい。あんたたちは、同じ民族で殺し合っているじゃないの!戦争は、どこまでも残虐で無意味なんだから、早く負を認めて戦争をやめてほしい。すでに、ロシア側の戦争犯罪ははっきりしている。さらに、勝手に両度にして国が攻められたといって戦争を続けるのって、愚の骨頂でしょう。火事場泥棒もいいところ。
この映画には、全編サムエル・バーバーの弦楽のためのアダージョが流れています。とてもいい曲です。