八王子駅7時台に出るスーパーあずさに乗り込み、30年来の友人と二人で駒ケ根に向かいました。季節外れに冷え込んで、朝は雨まで降っていたので厚着をして出かけましたが、特急の車内は当然暖かく、ちょっと着すぎ?と閉口しました。でも、打って変わって好天になり、車窓からは見事な景色が流れていきました。
岡谷で乗り換えたのですが、待ち時間では寒いくらいでした。そして、乗った電車、豊橋行で、けっこう長く走る電車なのです。そしてこの路線、改札がなく、車掌がするようで、停車のたびに走り回って降りた乗客から乗車券を回収していました。だから、ワンマンとなっていても、ツーマン、スリーマンという感じで、おお、どんどん増えるよと見ていて面白かったです。体育会系じゃないと務まらないJRマンです。そうそう、車両も青梅線や八高線のように、自分で開け閉めするドアなのです。ドキドキします。
駒ケ根駅につき、バスはどれかと思い、ロープウエイ行のバスに聞いてみたら、美術館は行かないというのでタクシーに乗り、とりあえず美術館に到着。チケットは自販機システムになっていmした。ロッカーに荷物を入れ、友人と話していて彼女が和t氏の名前を言うと、東京から来た話をして一旦は奥に入った学芸員さんがあわてて出てきました。
とても美しい女性の方でした。いやー、地方の美術館も捨てたもんじゃあありませんよ!あまちゃんじゃないけれど、彼女を見に、ぜひぜひ駒ケ根美術館へ!と言いたくなるほどでした。
けっこうゆっくり見させていただきました。工夫をして父の絵の行程のパネルも作ってくれて、本当にありがたいです。私が送った写真も多用してくれています。
ほかの展示室も見ましたが、藤原新也のメメントモリは、こわいから見ないほうがいいよと言って、じびーうレストランへと急ぎました。歩いて行かれるかちょっと心配でしたが、光前寺の枝垂桜を眺めながら、
旧市役所の素敵な建物も通り、大きな池の向こうのバスセンターのさらに隣の、目指す地ビールへとたどり着き、おいしい食事を楽しみました。お互い、小ジョッキで3種類の地ビールを堪能し、ピッツァも面白い蕗味噌ピッツァを試したら、これがものすごくおいしい!!!病み付きの味です。ほかにも野菜サラダ、やわらか牛肉ビール煮を注文し、ゆっくり楽しみました。帰りの時間まで何とか間に合いそうだからと、もう一つのお目当て、早太郎温泉のこまくさの湯は、そこから歩いてすぐ、バスタオルなどを買ったのでちょっとたかくつきましたが、私の左肩の傷を治すにはうってつけの温泉につかることができました。
もちろん、最初から露天風呂。日本アルプスを眺めながらの湯治は最高でした。
帰りにフロントでタクシーを頼もうとしたら、バスがすぐ来るというので、それに載って、ぎりぎり飯田線の電車に間に合い、予定通りの特急に乗って帰りました。最高の休日でした。GW谷間の平日なので、人ごみもなく、ゆったりと過ごせたのがよかった。友人には朝から晩まで付き合ってもらい、本当、感謝感謝です。
26日の再訪、どう計画立てようかしら。姉がビール嫌いだから、ちょっと困惑。