先日の伊藤詩織さんの件で、こういうキャンペーンがあります。ぜひ、参加していただきたいと思います。性暴力、反対運動です。
金曜の夜、研修の後に忘年会がお蕎麦屋さんで行われました。男女半々くらい、世代は高齢から30代くらいまでかな・・。この企画があったときに、私はお酒を飲む人と飲まない人で分けようと提案しました。私は飲むので・・。でも、結局、集金時には、男女別でした。わるいなあ、いっぱい日本酒飲んだのにと、少し酔った気分で気にはとめませんでした。
まだ残りたい面々数人がカラオケに行き、私ものこのこついていきましたが、結局途中で帰りました。お金はあとで、ということは私は借金してしまったわけです。
いろいろ考えました。対等って、何だろう。男女別って、どうしてだろう。女子会というのがあるのも、女子だけで飲んで割り勘したいからじゃないのか。
とはいえ、デートの時に割り勘というのは、けっこうがっかりする。では、対等じゃないのか・何か、デートDV の根っこにもつながるんじゃないかと思い、考えてみました。
もともと私が若いころの世代は、大学まで男女共学の教育を受けても、社会に出たらリアル男女差別にものすごくショックを受けたのです。本当にひどいものでした。宴会では女子がお酌するのが当たり前。私たちは酌婦じゃねえ!OLなんて、小さい会社ではお茶くみ掃除は当たり前。もちろん、賃金差も甚だしい。いろいろ会社を転職し、大手予備校に努めたのは期間が長く、夫とも知り合いましたが、そこでは「結婚退職制度」があったのです。ひどい時代、たしかに。でも、今もほとんど変わっていないのではと思います。
もしかしたら、食事をおごったから当然、なんて思っているんじゃないのかしら?別に、二人で食事したからって、性交まで考えるわけないじゃないですか。男性の意識が変わらないと、この問題は解決しないのでは?
対等ということを真剣に考えましょう。
ちなみに、亡夫はすべておごってくれていました。共稼ぎでも私のインカムは寂しいものだったから、自分のために取っておけと太っ腹でしたね。だから今も細々と生きていけるわけで。
働くということは、奴隷になることじゃない。だから、私は今、働かない。
昨日、クレーム対応のテーマの番組があって、最近は本当に信じられないクレームが多いそうです。韓国では、クレーム電話の待ち時間に、担当者の子供だったり親だったりのメッセ字を流しているところがあって、そうなるとクレームの激しさが軽減されるそうです。そりゃそうですよね、私のお父さんは、とてもやさしいのです。よろしくお願いします、なんて言われちゃったら、ねえ?そう、あなたも、電話の向こうも、同じ人間だということをお忘れなく。
そう、暴力をふるう相手も、同じ人間。そんなことされたら、どう思うか?人間は、所有するものでも所有されるものでもないのです。私たちは商品を買うけれど、それを売った会社の人間を所有しているのではありません。