ティンカーベルは夏休みをいただいております。ちなみに19日金曜日までのお休みとなっております。
ご不便をおかけして大変申し訳ありません。
このめったにない連休を利用して壮大な計画を立てておりましたが、普段の素行不良からか台風やらなにやらで肝心のお天気が全然ダメです。
なかば諦め気味でしたが、若干台風が東へ進路を取った関係で予報が変わってきました。北アルプス北部でガスの中わずかながらも晴れ間もあるところもあるとの情報を入手しました。
予報もさぞかし難しかったと思います。山の天気は平地とはまた異なるもので、風向きや雲の高さによって山頂の天気は変わってくるのです。
さて、ここのところお店の方も激しく忙しく疲労が溜まっており、天気予報も悪かったので気分は山どころではなかったというのが現状でした。
連休前夜、最後の予報を確認すると後立山連峰がとりあえず登山可能と判断しました。
後立山連峰といえば登り残している百名山の一つ『五竜岳』が頭から離れません。行きたくてもなかなか実行に移せなかった山。何度も登山計画書を書いては中止してきただけに、その思いはつのるばかりです。
五竜岳といえば麓にスキー場を抱える山で、スキー時代にウォータージャンプ(スキー履いてジャンプ台を飛び、プールに着水します。ジャンプのグレードを上げるときに使っていました)でお世話になったところです。まさか今この僕がこの雪のない時期にここのゴンドラに乗ることになるとは思いませんでした。
そうと決まったらなるべく軽量化した荷物をパッキングし、夜の高速道路へと急ぎます。ゴンドラトップは多くの高山植物が植えられた遊歩道になっています。ここからリフトを1本乗り継いで登山開始です。
ゴンドラは平日ですと始発が遅く、たいした行程でもないのに日帰りするにはちょっと厳しいのです。
雨にも当たることを考えると、ここは無理せず慎重に1泊して確実に山頂を踏んでこようと考えました。
隣の唐松岳も視野に入れた行程を作り、ルーティーンを考えます。
2日目の天候がよろしくないので、ここは五竜岳を優先し、状況を踏まえた上で唐松岳への縦走をすることにしました。
ゴンドラベースの駐車場に着いたのが午前2時半。始発が8時過ぎなので4時間ほど寝ます。
起きて朝食を摂り、ゴンドラ乗り場に向かうとすでに何人もの登山者が改札を待っています。
唐松縦走を考えて往復乗車券は買わずに片道切符を購入しました。
この時点では五竜岳のトップもかすかに見えるほどの天候で気分も盛り上がってきました。
ゴンドラに揺られながら上へ向かいます。登りはさらにリフトを使って楽をします。
泊まりと決めているのでのんびり登ります。なかなかの急登をこなし、いくつかのピークを過ぎると今夜身を寄せる五竜山荘が見えてきました。
わりとあっさりたどり着くと、山荘前のテーブルに腰をかけました。すかさず遭対協の方?が声をかけてきてくれました。多くの登山者の安全を確保するためにパトロールをしてくれるているようです。
『今日はガスがとれないですね。どちらから上がられましたか?』
登山者ひとりひとりに声をかけていきます。ご苦労様です。そしてありがとうございます。いくつかの情報を教えていただきました。
五竜山荘の前では小さめのタブレットを手にしている方(男性)がいました。軽く挨拶し労をねぎらいます。
すると、Facebookに載せるので写真を撮ってくれないか?と言われました。
へ~、このくらいの年代の方でもFacebookやるんだ。たいしたものですね。
もちろんOK。『はい、笑って
~。もっと激しく笑って~』なんて言いながら満面の笑顔を画像にしました。そこからちょっとお話しして五竜岳の山頂にアタックすることにしました。
そのお父さんは荷物をデポして行くと言っていたので、僕はそれを待たずに『では先に行ってますね』とだけ伝えて先行することにしました。
その頃山頂ではガスが切れ目をのぞかせており、早く行かないとならない気持ちになっていました。
山頂手前は岩場の急登で鎖が付いています。慌てないように早く登らないと…。
僕が山頂に着くまでガスが切れていてくれたので、その景色を拝む事ができました。ほどなく先ほどのお父さんが登ってきました。ギリギリガスの切れ目に間に合いました。
山頂で激しくおしゃべりします。
ひと言ふた言お話しするだけで、フィーリングが合うと感じていましたので、僕も遠慮無く攻めます。
いい山行になりそうです。
お互いシャッターを押し合い、五竜岳を後にします。
当然のごとく同じ山荘に吸い込まれていきました。僕は山頂アタックの時もなるべく空身にしないようにしています。わずかな行程でもザックの中に必要なものが入っていることがあるからという理由もありますし、面倒くさいということでもあります。
まだ受付をしていなかったので、それを済ませました。フィーリングの合うお父さんと同じ部屋なら良かったけど、受付のタイミングが違うからそれは無理だろうな…。
食事の時とか話し相手がいると楽しいんだけどな…なんて考えていたらなんと同室でした。
益々楽しくなるぞ。
その2へ続く。
ご不便をおかけして大変申し訳ありません。
このめったにない連休を利用して壮大な計画を立てておりましたが、普段の素行不良からか台風やらなにやらで肝心のお天気が全然ダメです。
なかば諦め気味でしたが、若干台風が東へ進路を取った関係で予報が変わってきました。北アルプス北部でガスの中わずかながらも晴れ間もあるところもあるとの情報を入手しました。
予報もさぞかし難しかったと思います。山の天気は平地とはまた異なるもので、風向きや雲の高さによって山頂の天気は変わってくるのです。
さて、ここのところお店の方も激しく忙しく疲労が溜まっており、天気予報も悪かったので気分は山どころではなかったというのが現状でした。
連休前夜、最後の予報を確認すると後立山連峰がとりあえず登山可能と判断しました。
後立山連峰といえば登り残している百名山の一つ『五竜岳』が頭から離れません。行きたくてもなかなか実行に移せなかった山。何度も登山計画書を書いては中止してきただけに、その思いはつのるばかりです。
五竜岳といえば麓にスキー場を抱える山で、スキー時代にウォータージャンプ(スキー履いてジャンプ台を飛び、プールに着水します。ジャンプのグレードを上げるときに使っていました)でお世話になったところです。まさか今この僕がこの雪のない時期にここのゴンドラに乗ることになるとは思いませんでした。
そうと決まったらなるべく軽量化した荷物をパッキングし、夜の高速道路へと急ぎます。ゴンドラトップは多くの高山植物が植えられた遊歩道になっています。ここからリフトを1本乗り継いで登山開始です。
ゴンドラは平日ですと始発が遅く、たいした行程でもないのに日帰りするにはちょっと厳しいのです。
雨にも当たることを考えると、ここは無理せず慎重に1泊して確実に山頂を踏んでこようと考えました。
隣の唐松岳も視野に入れた行程を作り、ルーティーンを考えます。
2日目の天候がよろしくないので、ここは五竜岳を優先し、状況を踏まえた上で唐松岳への縦走をすることにしました。
ゴンドラベースの駐車場に着いたのが午前2時半。始発が8時過ぎなので4時間ほど寝ます。
起きて朝食を摂り、ゴンドラ乗り場に向かうとすでに何人もの登山者が改札を待っています。
唐松縦走を考えて往復乗車券は買わずに片道切符を購入しました。
この時点では五竜岳のトップもかすかに見えるほどの天候で気分も盛り上がってきました。
ゴンドラに揺られながら上へ向かいます。登りはさらにリフトを使って楽をします。
泊まりと決めているのでのんびり登ります。なかなかの急登をこなし、いくつかのピークを過ぎると今夜身を寄せる五竜山荘が見えてきました。
わりとあっさりたどり着くと、山荘前のテーブルに腰をかけました。すかさず遭対協の方?が声をかけてきてくれました。多くの登山者の安全を確保するためにパトロールをしてくれるているようです。
『今日はガスがとれないですね。どちらから上がられましたか?』
登山者ひとりひとりに声をかけていきます。ご苦労様です。そしてありがとうございます。いくつかの情報を教えていただきました。
五竜山荘の前では小さめのタブレットを手にしている方(男性)がいました。軽く挨拶し労をねぎらいます。
すると、Facebookに載せるので写真を撮ってくれないか?と言われました。
へ~、このくらいの年代の方でもFacebookやるんだ。たいしたものですね。
もちろんOK。『はい、笑って
~。もっと激しく笑って~』なんて言いながら満面の笑顔を画像にしました。そこからちょっとお話しして五竜岳の山頂にアタックすることにしました。
そのお父さんは荷物をデポして行くと言っていたので、僕はそれを待たずに『では先に行ってますね』とだけ伝えて先行することにしました。
その頃山頂ではガスが切れ目をのぞかせており、早く行かないとならない気持ちになっていました。
山頂手前は岩場の急登で鎖が付いています。慌てないように早く登らないと…。
僕が山頂に着くまでガスが切れていてくれたので、その景色を拝む事ができました。ほどなく先ほどのお父さんが登ってきました。ギリギリガスの切れ目に間に合いました。
山頂で激しくおしゃべりします。
ひと言ふた言お話しするだけで、フィーリングが合うと感じていましたので、僕も遠慮無く攻めます。
いい山行になりそうです。
お互いシャッターを押し合い、五竜岳を後にします。
当然のごとく同じ山荘に吸い込まれていきました。僕は山頂アタックの時もなるべく空身にしないようにしています。わずかな行程でもザックの中に必要なものが入っていることがあるからという理由もありますし、面倒くさいということでもあります。
まだ受付をしていなかったので、それを済ませました。フィーリングの合うお父さんと同じ部屋なら良かったけど、受付のタイミングが違うからそれは無理だろうな…。
食事の時とか話し相手がいると楽しいんだけどな…なんて考えていたらなんと同室でした。
益々楽しくなるぞ。
その2へ続く。