TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

ひろみ郷の弟みたいな顔した従弟と登るシリーズ『年末編』その3

2016年12月11日 | Weblog
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動物に見えますよね?
山田にはただの切り落とされた木の枝にしか見えないようです。

郷ひろみの弟みたいな顔もクビを傾げられてしまってちょっと残念。

で、皆さんにも見てもらってご意見伺おうかなと。

話は山に戻ります。

黒斑山から先に向かって歩き始めます。
ここから先は僕も初めて歩く道です。

変わっていく浅間山のシルエットがまた良いです。

雪の付き具合も悪くなく、何の不安も無く蛇骨岳に到着できました。

風が集まる地形なので、ここは食事には適さないなと話し合って、先の仙人岳まで行くことにしました。

仙人岳まではトレースが無く、鹿と兎の足跡ぐらいでした。

雪が積もったらイヤらしく感じるかも知れませんが、今日のところは問題なく山頂まで行けました。

ほんの少しズレただけで風も弱まり、ここで食事にしようということになりました。

僕は担々麺、従弟はうどん。

厳冬期はカップラーメンすら最後はぬるくなるので、追い焚き出来る汁物がいいですね。

おにぎりが石になった経験が懐かしいです。

素晴らしい天気の下、ドーンと構える浅間山の噴煙を眺めつつ、満たされていくお腹に満足感を覚えました。

従弟も堪能しているらしく、立ち止まったり覗き込んだり、歩くことに固執せず登山を楽しんでいます。

山本来の楽しみ方、正しい山の登り方を逆に教わったような気がしました。

若い人たち何人かに追い越されました。

それが昔は嫌だったような気がしますが、今は何とも感じなくなりました。

僕らは下山体制に入りました。

遠く西の空に雲が押し寄せて来ています。日没までにはこちらにやって来そうな感じがしました。

黒斑山に戻ると、数人の登山者が思い思いに楽しんでいます。

トーミの頭から降りて行く途中でこれから登っていく登山者とすれ違いました。

『あのぉ~』
と、声をかけられました。

『浅間山の縦走路があると思ったんですが…』

天狗温泉に降りていく道かな?

『浅間山だから大丈夫かなと思って地図を用意しなかったんです』

まあ、確かに黒斑山の往復だったら地図もいらないレベルと言えますが…。見るとネットからプリントアウトされた描いた地図でした。

どこをどう歩きたいのかも分からないので、答えようがなかったのですが、もし草すべりを降りるのであればちゃんとした装備が必要かなと思いました。

『車坂峠に戻るんですか?だとしたら縦走路は今からだと時間的に無理ですよ』

アイゼンなどの装備は当然あると思いますが、ザックの小ささからすると…。

『ほんとお恥ずかしい…』とおっしゃっていました。ご自身で自覚されたようなので、おそらく黒斑山の往復で終わりにされるのではないかなと思いました。

復路は中コースに入りました。

樹林帯の中で展望もなく、分岐もないので残り1時間を先行してスピードを上げました。

ラストはいつも自分のスピードで下山して、わざと従弟を独りにしています。

自分とのスピードの差と完全に独りになった時の地図や状況の見方を感じてもらうためと考えています。

ところが、なんと従弟は『いや~樹林帯の溝になった道が雰囲気良くて、もう一度戻って歩いたりしちゃった』と。

その割には早めに下山してきました。

だんだん強くなっているようです。

富士山で膝を傷めて真っ直ぐ降りれず、カニ歩き(横向き)、終いにはエビ歩き(後ろ向き)になった彼もそろそろ独り登山に出かけたりするのかな?

よかったーよかったーを繰り返し口にする従弟。僕もいい景色を見れて楽しかったですよ。
またよろしくね。

さて、風呂。

麓の『あぐりの湯』に入りました。
割と大きな温泉施設でした。お湯も設備も特筆することはありませんでした。

蕎麦もそこの食堂で食べました。
新そばになったというので、一口目を塩で食べてみました。

以前、塩で食べてみてと言われてスゴく美味しかった記憶の再現を求めてしまいました。

ところが、水分がそばに残りすぎていて、残念ながら美味しいとは感じませんでした。

蕎麦つゆは僕好みの味でした。
盛がよくてお腹いっぱいになりました。

従弟が前もって調べておいた情報によると、コロッケが美味しいということでした。

『じゃ、頼むか』
半分ずつにしましょう。

食べてみると…普通のコロッケでした。

女房におみやげを買って車に戻ると『これ、奥さんにおみやげ』と言って銀杏の袋詰めを渡してくれました。

郷従弟は気の利く良いやつです。


おしまい。

また来シーズンの『郷ひろみの弟みたいな顔した従弟と登るシリーズ』をよろしくお願いします。
コメント
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