10時15分四方山到着です。
遠くに牡鹿半島が見えます。
展望台にも登ってみました。
山側です。
蔵王が見えます。
沿道には紫陽花がすごいところもありました。
深山の山頂には多くの登山者がいました。
のんびり下って「深山山麓少年の森」に出ました。
今日初めて登山者に会いました。
大きな東屋があります。
行く手からご夫婦かな? ハイカーと言うよりはお散歩って感じのお二人に会いました。
もしかして車でも来れるところなのかな?
遠くに牡鹿半島が見えます。
行ったことないのでこれからが楽しみです。
ただ、相当ヒルがいるようなので時期を外して寒くなってからにしようと思っています。
ここでランチパックのパン一切れを食べました。
展望台にも登ってみました。
海側です。解説板の赤く塗られたところが津波浸水区域です。
『僕は今そういうところを歩いているんだ』と言う気持ちが甦ってきました。
山側です。
蔵王が見えます。
ルートは一度舗装路に出ます。
四方山がお散歩で来れるぐらいすぐでした。
沿道には紫陽花がすごいところもありました。
山麓ではよく見るのですが、なかなかの数に思わずシャッターを下ろしました。
ほぼ下りきったところから再び登山道に入ります。
途中「雷神山」「山家山」を越えて、いよいよ「鎮魂の鐘」がある「深山(しんざん)」に向かいます。
今日のメインポイントになるのかな。
深山の山頂には多くの登山者がいました。
全部で8名。
楽しそうに談笑する山ガールたちを見ると過去の災害を忘れてしまいそうです。
振り返ると刻まれた言葉がありました。
「深山鎮魂の鐘」
〜東日本大震災の巨大津波に逝きし愛しき人々の御魂にこの鐘の音を捧ぐ〜
一人のおじさん(70ちょいかな?)と目が会いました。
おじさんはトントンとテーブルの向かい側を叩いて『ここにどうぞ』と言ってくれました。
僕がキョロキョロしていたからですね。
僕は鎮魂の鐘をどこから写そうか見回していただけなんですけどね。
でもせっかくおじさんが勧めてくれたので写真撮ってからおじさんの向かい側に座りました。
僕『じゃ、ここいいですか?』
おじ『どうぞどうぞ』
僕『お近くですか?』
おじ『角田』
僕『僕は茨城から来ました。復興の道歩いてみようと思って···』
おじ『ああ、みちのくトレイルね』
僕『はい。1,000kmあるみたいなのでちょっと考えてました』
おじ『岩手に住んでたんだけど津波でやられてね。2年前角田に来たんだ。ちょくちょくここら辺の来て遊んでるんだよ』
やっぱり被災者って普通にいるんですね。
僕はそういうところを歩いているんだ。
ちょっと目を伏せるようにしたあの顔が忘れられませんでした。
しばらくおじさんとおしゃべりしていました。
安比高原から八幡平の縦走路にある温泉の話や栗駒山の外れにある滝が温泉になってるところに行ったこと。
すごくすごく調べてやっと行けたことなど、楽しそうにお話してくれました。
『またどこかで会えるといいね』と言ってくれました。
おじさんありがとう。
のんびり下って「深山山麓少年の森」に出ました。
そこでサポートタイツを脱いで靴下を短くして風を感じながら歩くことにしました。
今日は本当にのんびり歩けました。
時間も気にせずスピード出さずに行けた一日でした。
15時25分 坂元駅到着。
のんびり帰り仕度して、目の前のお店でお土産買って、残ったパンをかじりながら帰ることにしました。
ポイントサラダは担いで行ったことすら忘れていました。
おしまい。
歩行距離 28.4km
歩行距離 28.4km
累計登坂標高差 +1144m
所要時間 9時間15分
57,000歩