ついに僕にも順番が回ってきました。
僕は集団接種ではなく、かかりつけ医師による接種を希望しました。
いつも行ってる地元の婦人科医の五十嵐さんは、一緒にテニスしてた仲間です。
彼はとても温厚で奥さんにも優しく(ここ大事ね)患者さんにも優しいのです。
評判はとても良く、婦人科内科ですが男の僕も女性に混じって順番を待つことにもいとわないぐらい良い病院です。
難しい人工受精など(僕にはよくわからないですけど)を手がけているなんて、ものすごい頭脳と努力なんでしょうね。
そんな僕、彼の目玉にボール当てちゃった事があります。
今思うと、なんてことしたんだ··· と寒気がします。患者さんに袋叩きにあうところでした。
あの時は本当にごめんなさい。
事務の方も看護師の方もたぶん僕のこと「アイツまた来た」と思って見てくれているんでしょうね。
スタッフの出入りがほとんど無いので、おそらく良い職場なのでしょう。
そのボスとしての院長を本当に尊敬します。
さて、僕の順番です。
呼ばれて指定の診察室に入ります。
看護師さんが氏名と誕生日の確認をします。
次にいくつかの問診をされてしばし待ちます。
院長登場です。
院長『どーも。はい〜じゃコロナワクチンね』
僕『はい、よろしくお願いします。めっちゃ忙しそうですね』
院長『うん、今度の休みも集団接種で丸一日駆り出されるんだ』
そうなんですね。
いやいや、本当にご苦労さまです。
そして本当にありがとうございます。
看護師さんが打つ方の腕を聞いてくれました。
『左でお願いします』
左腕は骨折しても脱臼しても、なんとか仕事が出来た方の腕です。
ワクチン接種後に腕が上がらなくなる人もいるので、こちらの腕の方が仕事しやすいかなと思ってお願いしました。
『はーい、腕は下げたままでお願いします』
プツっと針が刺さって液体が入ってくる感じが僅かにありました。
直後チクチクとした感覚が少しありました。
『30分ほどソファーの方でお休み下さい。様子を見ますね』
アナフィラキシーの症状が出ないか、念の為の措置ですね。おそらくそうするように通達受けているのでしょう。
その間このブログを打ち込んでいます。
そろそろ30分経ちます。
看護師さんが近づいてきました。
『変わりないですか?』
はい。大丈夫ですよ。
次は3週間後になります。