3日間お休みいただきまして、ありがとうございました。
いきなり寒くなってしまって、僕の計画もまた変更することになってしまいました。
高い山では雪となりました。
色々悩んだ結、果今回の山は富士山の外輪山御坂山塊を歩くことにしました。
というか、風も強くなりこのあたりが1番無難なところという判断です
お客様のE君に『10月の連休、合わせて休みとってありますからねー』と。
そういわれちゃぁねぇ〜。
とは言うものの、誘って貰えることで僕も頑張って登ろうと思う意欲を維持出来ています。
E君いつもありがとうございます。
前日は夜間に冷たい雨が降り、その中を移動して三ツ峠金ヶ窪沢駐車場に23時30分に到着しました。
翌朝ここに一台デポし、約25分移動して歩き始めることにしました。
今回のスタートは河口湖畔の最も西側にある毛無山登山口からとなります。
毛無山の登山口として利用させていただいたのは「富士河口湖町足和田出張所」さんの駐車場です。
ほかにもいくつか駐車場はありますが、山を背負ったかたちで以外に土地は狭いです。
おそらく無理な違法駐車を防ぐ意味でも公的駐車場を解放しているのだと思います。
風は予報通り強く寒いです。
そのかわり、空は晴天で富士山もくっきりはっきり見えていました。
1時間半ほどで毛無山山地に到着。
ずっと登り続けているE君の力強い登攀力に比べると僕の身体はすっかり怠け癖がついているようです。
ここで早くもコーヒーブレイク。
富士山は相変わらず良く見えています。
6合目以上では雪という感じでしょうか。
十二ヶ岳に取り付きます。
その名の通り12の小ピークを越えていきます。
それぞれに札が付けられていますが、見つけにくかったり、割れていたりします。
四ヶ岳では眺望が開けます。
この辺りから岩場が力強く立ち塞がってきます。
難易度は高くないですが、なんせ荷物が重いので難儀します。
だいぶ削ったつもりですが水場に不安があったため、2日分担ぐことにしました。
総重量は18キロを超えてしまいました。
十二ヶ岳山頂手前のコルで小休止し、難所に取りかかります。
吊り橋は出だしが恐ろしい角度で、脇のワイヤーに足を置かなければなりません。
そして『1人ずつ渡れ』となっています。
当然の事ながら鎖やロープも1人ずつ握っていきます。
小石も落ちることがあるので、後続は安全を確保し上を凝視しておくことが大切です。
吊り橋の高度感は結構ありますが、難易度は高くありません。
ゆっくり渡れば大丈夫です。
ただし揺れます。
いくつもの鎖場とロープに飽きてきた頃です。
ようやく十二ヶ岳山頂です。
顔で笑って背中(荷物)で泣いてってところでしょうか。
河口湖が光っていました。
だいぶ登ったつもりですが、まだまだ序盤戦です。
なんだか先が思いやられるなぁ。
金山へ向かいます。
おい、まだあるのかい?
E君の背中を見ながら登ることが定番になってしまいました。
あんまり疲れてないみたいだし。
まだあります。
下手に軽い靴履いてこなくて良かったです。
足場が小さいギャップという場所はいくつもありました。
つま先もそうですが横の絞りにも形を保てる靴が良いですよ。
余裕で岩峰に腰掛けるE君。
写真撮れ、というポーズにしか見えませんね。
でも僕よりはるかに絵になっとる。
僕も撮ってもらいましたが、見せられる代物ではございませんでした。
今日一番目立っていた花。
「トリカブト」虫もつかない毒の持ち主は、怪しいくらい異彩を放っていました。
その2へ続きます。