以前、アサギマダラを想って庭にフジバカマを植えたというご婦人の話をしましたが、そのお話と同じような想いを抱いた方がまた新聞に投稿されました。
お客様のY様がその切り抜きを持ってきてくれたのです。
それではまたそのアサギマダラの記事を僕の言葉でご紹介しましょう。
【30年前の9月、富士の裾野をハイキング中、前方から飛んできた無数の宣伝ビラのようなヒラヒラ舞うもの。
近づいてみると何千頭という蝶の群れだった。
30分ほど立ちすくんで見ていた。
それがアサギマダラの渡りだと知ったのは後日になってのことだった。それ以来フジバカマの群生地に良く足を運んだが、渡りに出逢う事は無かった。
もしやと思い、庭にフジバカマを植えてみた。
数年後たった一頭のアサギマダラがやってきた。
あまり出歩けなくなった今、アサギマダラの渡りは私にとって幻となった。】
というお話でした。
これほどまでに心を奪われるアサギマダラという蝶の群れ。
僕もアサギマダラの渡りはまだ見たことがない···。