知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『COVID-19との長期戦に備えて 2(感染者増加率・PPM推移 9)』 ―中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較―

2021-01-26 13:03:45 | 政治・経済

  『COVID-19との長期戦に備えて 2(感染者増加率・PPM推移 9)』

         ―中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較―

 

このブログの表現は随分、抑え込んでいます。 なぜなら、投稿前に、表現の程度をチェックしているのは、我が家の『山の神』です。 書いている傘寿爺は、この新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』の変異種の影響をこれから、一番大きく受けるのは日本かもしれないと怯え、かつ憤っています。

 

20210124(アジア4ヶ国)、20210125(一部の都道府県)のデータで更新

世界中でCOVID-19が、変異株の所為か、大変な事態になっていますので、20210131 の予測データで中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較を更新しました。

 

数値は、「日本全国の都道府県別と国別の人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移」のデータを引用しました。 東アジアでは『日本』が、日本では、千葉・神奈川・埼玉・東京の順で酷い状態です。 マスコミも、傾向(グラフ)と定量的(100万人あたり・PPMとか,百分率・PCT)数値と更に、母数等を示して欲しいものです。

  中国 台湾 日本 韓国 東京都 沖縄県 大阪府 北海道 愛知県 神奈川県 埼玉県 千葉県
2002 55 1 2 57                
2003 57 13 15 191 38 6 32 34 23 17 13 26
2004 58 18 111 210 307 98 186 150 65 111 116 129
2005 58 19 133 224 377 98 202 207 67 148 136 145
2006 59 19 147 250 447 98 208 241 69 163 154 153
2007 61 20 267 279 912 272 482 275 273 276 315 265
2008 62 20 537 389 1,495 1,472 970 339 603 545 535 487
2009 62.91 21.58 656 464 1,848 1,711 1,211 401 710 758 633 622
2010 63.48 23.26 794 517 2,233 2,296 1,448 610 825 954 793 804
2011 64.55 28.34 1,178 676 2,941 2,977 2,301 1,689 1,339 1,365 1,147 1,120
2012 66.67 33.55 1,864 1,205 4,323 3,701 3,405 2,560 2,192 2,312 1,945 1,770
2101 69.50 38.24 3,140 1,537 7,381 5,147 5,057 3,344 3,240 4,620 3,514 3,644

 

         10月末  11月末  12月末   1月末予測値

                 前月末比 前月末比  前月末比 前月末日

中国   100%  103%   103%   104%   

台湾   108%  122%   121%   114%

日本   121%  148%   158%   168%

韓国   111%  131%   178%   128%

 

東京都  121%  132%   147%   171%

沖縄県  134%  130%   124%   139%

大阪府  120%  159%   148%   149%

北海道  152%  277%   152%   131%

愛知県  116%  162%   164%   148%

神奈川県 126%  143%   169%   200%

埼玉県  125%  144%   170%   181%

千葉県  129%  139%   158%   206%

 

東アジアでは、日本だけが、まだまだ急増傾向です。 優等国台湾は、まだ抑えこんでいます。 増加も気になりますが、中国の抑え込みは、日本で適用できるかどうかはわかりませんが、研究すべきと思います。 

 

特に日本の場合は、実態を定量的な解析、特に傾向を示して、正確に国民に理解していただき、まだまだ先になりそうな、ワクチンが間に合うまでは、繰り返しですが、『三密回避』、『マスク着用と、うがいの徹底』です。 すでに爆発感染の様相を示しています。

 

『指定感染症のCOVID-19のクラスター感染と爆発感染』を防ぐには、PCR検査拡大と陽性者には率先自主隔離と、お願い隔離の徹底が急務です。

 

とにかく、後手後手のモグラたたきは、先に行って、大変な出費と経済損失になります。 直近の事態は、日本が特に酷い状態ですので、見やすいグラフを多用し、定量的なデータ(最近の急増傾向)を国民に、正直に提示して備えの重要性を理解してもらう。 年末年始の休み明けのデータが、目詰まりで実態を反映できなかった可能性があり心配です。  

 

ずっと心配していました、ヒト(医療関係者不足)・モノ(医療関係機器・設備不足)・カネ(国は、お金の印刷・借金で調達できても、『縦割り組織・IT後進国』で末端まで、なかなか届かない事態)が、『どこかの目詰まり』よりは、『広範囲での目詰まり』です。

 

休業支援金(給付金)の制度設計は『もう少し、公平性について工夫がほしかった』の一語に尽きます。 IT後進国で『データ』の管理が下手で、上手く使えないのが理由でしょうか。

 

COVID-19の感染拡大が、年末年始のヒト・モノ不足による目詰まりで、この程度で済んでいるのかと心配です。

(20210126纏め #277)

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