『古大陸の四大文明に匹敵する、プレインカ文明が新大陸の南米ペルーに』
『ヨ-ロッパ中心の歴史は、古代文明のあった南北アメリカを新大陸と呼ぶ
日本の縄文時代にハマっているときに、凄いニュースでした。 『北海道・北東北の縄文遺跡群』について、ユネスコの諮問機関は2021/07/27に,世界遺産委員会で世界文化遺産に登録。 最近、さらに気になったのは、南北アメリカの中の、メキシコと中南米の古代の歴史が脚光を浴びており、こちらも興味津々です。
古大陸の四大文明
- 黄河文明:紀元前5000~2000年頃
- メソポタミア文明:紀元前3500~1900年頃
- エジプト文明:紀元前3000~1000年頃
- インダス文明:紀元前2500~1500年頃
脚光を浴び続けた古大陸の四大文明に匹敵する文明が南米にありました。
プレインカ文明・アンデス文明・インカ文明と、自分の中では、錯綜していましたが、最近プレインカの凄さが解かってきましたので、『プレインカ文明+インカ文明=アンデス文明』と理解・納得してプレインカ文明を調べていきます。
その先には、タフな課題・沢山の南北アメリカ古代文明があります。
『メソアメリカ文明』
オルメカ文明(前10世紀〜850年頃) |
メキシコ湾岸に栄えた中央アメリカ初の都市文明。絵文字を使った。 |
テオティワカン文明(前2世紀〜後6世紀) |
メキシコのテオティワカンに栄えた文明。 ピラミッドを造営。 |
マヤ文明(6〜14世紀) |
ユカタン半島の古代文明。 マヤ文字や階段ピラミッドを造営。 スペイン人に征服された。 |
トルテカ文明(6〜10世紀) |
テオティワカン文明後に成立。 後に分散した。 |
アステカ文明(12〜16世紀) |
都テノチティトランを中心に栄える。 ピラミッドや象形文字、太陽暦を使用。 1521年、コルテスによって滅ぼされた。 |
『アンデス文明:プレインカ文明+インカ文明』
カラル文明 (前3000年〜前1800年頃) チャビン文明(前1000年頃) |
今回、NHKBSの再放送で紹介された『四大文明』に匹敵する 文明。
ペルーにおこった古代文明。 アンデス文明のさきがけとなった。 |
ワリ文明(500年〜900年頃) |
チャビン文化消滅後ペルー中部に栄えた古代文明。 |
モチカ文明(100〜800年頃) |
チャビン文化の後、ペルーで栄えた古代文明。 |
ナスカ文明(1〜8世紀) |
ペルーのカワチ遺跡周辺に栄え、地上絵を残した。 |
ティアワナコ文明(1〜12世紀) |
ボリビアで栄えた古代文明。 |
チムー文明(12〜15世紀) |
モチカ文明を継承。 インカ帝国に滅ぼされた。 |
インカ文明(1200年頃〜1533年) |
ケチュア族が首都クスコを中心に建国した大帝国。 高度な石造技術と青銅器、キープを使用した。 著名な遺跡がマチュピチュである。1533年、ピサロに滅ぼされた。 |
大ピラミッドコンプレックスとカラル遺跡コンプレックスの縄張りの比較です。
❶カラル遺跡コンプレックス:紀元前3000~1800年頃
コンプレックスの総面積:66ヘクタール
人口:数万~十数万人
ウキペデイア情報から引用
ウキペデイア情報から引用
❷大ピラミッドコンプレックス:紀元前3000~1000年頃
コンプレックスの総面積:180ヘクタール
推定人口:数十万~百万余人
ウキペデイア情報から引用
ウキペデイア情報から引用
世界四大文明と同じ時期、南米ペルーで栄えた古代アンデス文明。 2009年に世界遺産に登録された。 カラル遺跡は、66ヘクタールの広さに10のピラミッドが建ち、3千の人々が暮らしていたと見られる南北アメリカ最大規模の遺跡。
南米大陸、ペルー を中心とする 太平洋 沿岸地帯およびペルーからボリビア へつながるアンデス中央高地 に存在した文明。 メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明といったいわゆる世界四大文明などと異なり文字は持たない。 今まで親しんできた、アステカ文明・マヤ文明・インカ文明をもう少し調べてみたいと再認識しました。
(記事投稿日:2021/06/06、#341)
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