原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

原左都子が選ぶ 「ビートルズ」 トップ10

2011年04月21日 | 音楽
 (写真は、原左都子が20代前半の頃趣味で活動していたアマチュアロックバンドの舞台。  中央リードボーカルが私)

 音楽好きの原左都子が選ぶトップ10シリーズ第3段は、「ビートルズ」を取り上げることにしよう。

 この時期になぜ 「ビートルズ」 なのかと言うと、これには私なりの理由がある。


 先だって大いに遅ればせながら、我が家のリビングルームのテレビを“地デジ”対応機種に買い換えた。
 本年7月にテレビが地上デジタル放送に切り替わるが、我が家(とは言っても、身内だけは当の昔にまんまと自室のテレビを地デジ対応型に買い替えているのだが)では、その切替えを機会に日常生活からテレビを排除しようか、と娘と話し合っていたのである。 大いに迷った挙句、やはりニュース報道はテレビを通して見聞したい希望が強い私の意向により、ついに今頃にしてやっと買い替えの運びとなったという訳だ。

 身内のお勧めとしては DVD(ブルーレイ?)録画機能等も付随している機種が便利とのことなのだが、子どもがバレエやピアノの舞台に立っていた小さい頃ならばいざ知らず、今となっては特段録画をする対象物はないからシンプルな機種でいい!、などといつもながら“小競り合い”しつつ家電量販店へ向かった。
 店に着いてからは当然ながら家庭内における実質的権力者である私のペースだ。 早速若手のイケメン店員氏を捕まえた私が尋ねて曰く 「シンプル機種希望なのですが、どれがお勧めですか?」 これにイケメン店員氏応えて曰く 「この辺の機種がお勧めです」  概ね4~5万円の機種が並んでいるのを見つつ 「他にはどういう機種がお勧めですか?」 と尋ねた私に、すかさずイケメン氏は 「例えば“ユーチューブ”をパソコンに接続せずに見れる機種があります。」 
 (何で、この店員は私が“ユーチューブ”ファンだと知っているのだろう???)

 この一言に俄然目が輝いてしまった私である!
 「パソコンに接続しないで、テレビで直接“ユーチューブ”が見れるんですか!!?」 「はい、そうです。」
 といういきさつを経て、イケメン店員氏の“ユーチューブ”の一言で予算が大幅に跳ね上がったもののソニーの“ユーチューブ”対応機種テレビをゲットしてきた原左都子である。 (私は家庭内で甘やかされ過ぎだろうか、と多少反省しつつもね……)

 その“ユーチューブ”であるが、私がネット上で“ユーチューブ”を検索しない日はないと言う程、実際に日々その画像のお世話になっているのだ。
 音楽好きの私としては、音楽鑑賞目的で“ユーチューブ”を利用する機会はもちろん多い。 だが何と言っても、音楽に関しては子どもの頃から“実行派”を誇る私である。 音楽を自分で奏で、自分で歌い、自分で踊ることを生涯の趣味としている私にとっての“ユーチューブ”の利用法とは、テレビの大画面を見つつ歌ったり踊ったりするのが理想なのである。


 ここでやっと「ビートルズ」の話題に移るが、我が中高生であった思春期に洋楽を好んだ私は当然ながら「ビートルズ」も重々マスターして来ている。 
 当時(1960年代後半頃)の私が趣味だった「ビートルズ」は、自ずと初期の頃の楽曲であった。
 今現在、私が“ユーチューブ”で楽しんでいる「ビートルズ」とはやはり初期に偏っているかもしれないが“歌って楽しめるビートルズ”である。


 そこで今回の記事に於いては、今現在原左都子がユーチューブで“歌って楽しんでいる頻度が高い曲”という観点で選んだ 「ビートルズ」トップ10 を公開させていただくことにしよう。

 1位  「Back in the U.S.S.R」

 この楽曲はビートルズの比較的初期のヒット曲と記憶しているが、歌ってよし踊ってよしのこの曲には当時から大いなる思い入れがあった。 今尚、原左都子“一押し”のビートルズナンバーである。

 2位  「Lady Madonna」

 原左都子の楽器演奏趣味の一つとして“エレクトーン”があるのだが、20代前半頃この楽曲をエレクトーンで練習した。 今でも時々エレクトーンで弾く機会があるこの楽曲の歌詞にもまた興味深いものがある。

 3位  「We can work it out」

 我が17歳の娘が私と一緒にユーチューブで歌って「大好き!」と推奨するビートルズ1960年代の楽曲なのだが、確かにそのメロディーラインは今聴いても素晴らしい。 
 加えて、この頃のポール、ジョン、ジョージ、リンゴが何と可愛らしくて素敵なこと!!(是非“ユーチューブ”でご覧いただきたいものだ。)

 4位  「Eleanor Rigby」

 この楽曲に関しては、実は60年代の若き私にとってはさほどの思い入れはなかった。 ところが今の私の年齢で再度視聴すると心が揺さぶられるものがあるのだ。 エリナー・リグビーという身寄りのない老女と、誰からも相手にされないマッケンジー神父という架空の人物を悲劇調に綴ったこの楽曲の物語性の高さを、同年代以上の皆様に是非“ユーチューブ”で視聴いただきたいものである。

 5位   「I am the Walrus」

 ジョン・レノンが中心に仕上げたこの曲は、ジョンの高音のボーカルが際立っている。 この頃、薬物の影響を受けていることを疑われるビートルズであったが、確かにそのノリが感じ取れる楽曲である。 そんな思いを背景にカラオケで歌う分には何やら幻想的な世界に入れそうな何とも言えないいい曲である。

 6位   「Lucy in the Sky with Diamond」

 これも上記と同じく発売当時から薬物疑惑を疑われていた楽曲である。 曲のタイトルの頭文字が“LSD”と一致していると報道されたことを私は高校生の頃に聞いたと記憶しているが、確かに今この曲を聴いてもその影響が疑わしく思われるふしはある。 
 ただ音楽に限らず芸術とは、ルネッサンスの時代以前から“薬物”の力により作者が身を滅ぼしつつ成り立っていると何世紀も言われ続けているのだしね……
 それはそうと、これは私は薬物疑惑伝説に限らず名曲と評価するのだ。

 7位   「Strawberry fields Forever」

 原左都子は19歳の夏に米国某大学に短期留学した経験があるのだが、その時その大学に「Strawberry field」なる巨大なグラウンドがあった。 これはビートルズのこの曲にまつわっているのか!?、とワクワクした記憶がある。 そうではなくて、実際はリヴァプールにある戦争孤児院"Strawberry Field"をモチーフに作った曲であるらしいことは後で判明したのだが、とにかく名曲であることには間違いない。


 既に字数が多くなってしまったため、後の3曲は曲目のみまとめて紹介することにしよう。

 8位   「Penny Rain」

 9位   「Across the Univers」
 
 10位  「In my life」 

  いずれもメロディラインが素晴らしい楽曲ばかりですので、どうか皆さん“ユーチューブ”にてお楽しみ下さいますように!!


 (著作権法は遵守して欲しい一方、それにしても“ユーチューブ”の発展とはネットを通じてあらゆる音楽や影像を庶民が気軽に楽しめる時代になった証ということなのでしょうかね??)
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