(冒頭写真は、昨日ウィーン学友協会大ホールにて開催された「2022ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」のオープニング表題を、NHK・Eテレ映像より転載したもの。)
我々母娘が、年始の「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」をテレビ放映にて鑑賞し始めたのは、2001年のことだったと記憶している。
幼稚園の頃よりクラシックバレエを習っていた娘が、初めての大舞台にて、ヨハンストラウス2世の「ラデツキー行進曲」を踊ったのがきっかけだった。
その「ラデツキー行進曲」が「ニューイヤーコンサート」のアンコール大トリで毎年演奏される、と聞いて。
これは必見!と見始めてみると。
我が幼き頃より聞きなれているヨハンストラウスの名曲揃いで、すぐにファンになった。
毎年テレビ鑑賞するに、指揮者ごとにコンサート全般の個性が大幅に異なるのに合わせて、大いに演奏会の雰囲気が異なり趣が多様だ。
私の好みとしては、一番最初の2001年に見たニコラウス・アーノンクール氏のユーモラスな指揮が実に印象的だった。
最後の「ラデツキー行進曲」では客席に向かって指揮をして、静かにする場では「シー!」とのサインを送ったり、派手に応援する場面では全身で指揮をしたりと、大いに盛り上がったものだ。
客席からの「ブラボー!!」も今までで一番多かったのではなかろうか。
直後に、アーノンクール氏指揮「ニューイヤーコンサート」のCDを購入して、一家で何度も聴いたものだ。
さて、2022年昨日の「ニューイヤーコンサート」指揮者は、ダニエル・バレンボイム氏だった。
Wikipediaより、氏の略歴を引用しておこう。
ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim, 1942年11月15日 - )は、アルゼンチン出身の、ユダヤ人ピアニスト・指揮者。現在の国籍はイスラエル。ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲の録音を2020年現在までに5回残している唯一の現役ピアニストである 。
以下は、昨夜NHK・Eテレにて放映された「ニューイヤーコンサート」を、私が撮影した写真の数々だが。
50枚程撮影したのだが、その中から選りすぐりの写真を掲載させて頂こう。
指揮者のダニエル・バレンボイム氏。 なかなかのイケメンです。
これらは、「ニューイヤーコンサート」毎年の舞台である、ウィーン学友協会大ホール内の写真。
このウィーン学友協会を一目見たくて、2019年に娘を引き連れてウィーンへ出掛けたものの。
時は娘の休暇が取れる夏であったため、元よりコンサートを見ることは諦めていたのだが。
どこまで不運かと思い知らされたのは、我々がウィーンに滞在する4日間が。 あまりにも偶然過ぎるのだが、学友協会の年に一度の4日間の休館日とピタリと重なってしまったことだ!!
コンサートを見ずとて、休館日でなければ「館内案内ツアー」を毎日実施しているのに…
こんな不運は無い、と娘と嘆きつつ。😭 それでも館外は十分に見てきましたよ。
これらは、昨夜テレビにて見た演奏中の写真です。
私の目に留まったのは、コントラバスの演奏風景です。
高校時代にオーケストラ部に所属した私は身長が高いこともあって、このコントラバス担当を志望しました。
ところがどっこい、弦が予想以上に太いのです。 我が細指では到底弦を抑えられないと悟り、早々にチェロ担当に鞍替えしたものです。
(バリバリ受験高校だったため、音大志望者以外は1年秋の文化祭出場を最後に強制退部となり、今に至っては弦楽器を触ることすらありません…)😰
昨夜の「ウィンフィル・ニューイヤーコンサート」の一番の特徴は、写真の通り、シェーンブルン宮殿内がバレエの舞台となったことです。
2019年夏に娘と共にウィーン個人旅行を決行した身ですが。
ウィーン到着が早朝と相成り。
シェーンブルン宮殿直ぐ近くのホテルを予約していた私は、(ウィーンでの日程4日間と余裕が無かったのが理由で)、「早速当宮殿見学をしよう!」 と娘を誘ったものの…
夏だというのに寒く、大雨… しかも時間が早過ぎて館内は閉鎖されていいるし、踏んだり蹴ったりの事態…
(まあ、厳しい旅行程思い出に残るものでもあるのですが。)
そんな我々母娘は、昨夜の「ニューイヤーコンサート」にて初めて館内を生放送で見ることが叶いました!
ついでに、館外でもバレエが放映されました。
この辺は十分に見学してきました!
シェーンブルン宮殿のこの前面に広大に広がる前庭や横庭が、芸術的で素晴らしいのですが。
その辺の写真は、我がエッセイ集2019年夏頃の「旅行」カテゴリー、バックナンバーにて公開していますので、そちらをお楽しみ下さいますように!