(冒頭写真は、朝日新聞2022.04.12付「私のイチオシコレクション」、燕市産業化資料館の珍しいスプーンコレクションより転載したもの。)
本日のエッセイは、朝日新聞2022.04.12付「私のイチオシコレクション 燕市産業史料館 時代映す世界のスプーン5千点」より引用しよう。
こちらは、プリカジュールスプーン ノルウェー 19世紀ごろ
長さ約17㎝(右)、約18㎝(中)、約12㎝(左)
ステンドグラスのように美しいプリカジュール(七宝の一種)のスプーンは、植物がモチーフ。 金属の枠内にガラスの釉薬を流し込んでは役工程をくり返していたと思われる。
19世紀末、アールヌーボーの時代に流行したこの技法は高度な技術が要求され、現在では幻の技法。 ノルウェーで作られたというデータだけは残っているが、こうした品がほかにどこかで作られたのかなどは分かっていない。
そして冒頭写真のこちらは、彫刻家アルベルト・ジャコメッティの教室で制作と伝わるカトラリー。 イタリア1940年頃 スプーンとフォークが長さ約20㎝、ナイフが約22㎝。
スプーンの形は何千年前から大して変わらない、いわば完成されたフォルムだ。
それを果敢にぶち壊す精神を感じて、面白い。
(以上、朝日新聞記事より転載したもの。)
この私も海外旅行等へ行く都度、軽くて持ち帰りやすいカトラリー類を購入して来た記憶があるのだが。
例えば、バリ島の銀細工のスプーン。 ユニークなデザインだったが、どこを探しても見つからない。😫
代わりにやっとこさ見つけたのは、これら3点です。
上は、不明。
中央は、サンシャイン水族館にて購入したニモ柄のスプーン。
下は、クレージュ社製の貝型スプーン。