(冒頭写真は、昨日 青色申告会場にて申告を終えた義理母の「不動産貸付業青色申告用紙の一部を個人情報保護観点より背面から撮影したもの。)
上記写真は、申告書類(及びその準備作業書類等々)の中のごく一部だ。
これらの他にも、各種書類(確定申告のお知らせ、源泉徴収票、後期高齢者医療保険の概要、各種領収証等々の書類が沢山存在する。)
青色申告に限らず税務申告の段取りとは、それら各種書類のすべてを滞りなく収集し保管する作業から始まる。
これらを1年間かけてちまちま収集・保管する能力の無い人物には、おそらく「税務申告業」は無理であろう。
我が家では、亭主と婚姻後に義理姉が膵臓癌にて壮絶死した後は。
義理母にとって嫁に当たるこの私が、義理母の「不動産貸付業」青色申告を担当して、既に12年程の年月が流れただろうか。
何故実の息子である亭主がそれを引き継がないのかを説明するならば、至って簡単。 その種の根気強さと丁寧な処理能力に欠けているためだ。😵
しかも決定的な理由として、嫁であるこの私が「経営法学修士」を取得して「税理士試験税法3科目免除申請」を国税庁に提出している故でもある。
要するに簡単に説明するならば、「税理士試験」を半分取得している身といえよう。
ただ何はともあれ、とにかく税務申告に必要な書類等の収集は年間を通して続く。
これらの一部が欠落しても申告段階の不備となり、最終申告が不能となる。
今年の申告に於いて一番困惑したのは、1月中に届くはずの義母の肝心要の「公的年金の源泉徴収票」が1月の終わり頃になっても届かなかった事態だ。
これに関しては、思い当たることがあった。
昨年夏頃から、義理母の郵便物の“転送”を中止に持ち込んだのだ。
そして、義母宛重要郵便物に関してはそのすべてが長男宅(我が家だが)に届くべく、各所の公的機関等々へ住所変更手続きを実施したのだが。
今年1月になって税務署への義母の住所変更届け出を忘却している事実に気付いたのは亭主ではなく、この私だ。 (義理母関連のすべての手続きを私が代行しているため、いつものことだが…)😖
急いで税務署へ連絡を入れて、亭主に所管の税務署へ住所変更に行かせた。
これが青色申告までに間に合って、昨日の申告と相成った。
昨日青色申告会場へ行くに当たり一番迷ったのは、我が左膝骨折対応としてタクシーを利用するか、電車にて行くかだった。
結果としては思い切って、電車で出掛けた。
大都市ターミナル駅から徒歩8分程の場所に「青色申告会場」が存在するのだが。
一番の心配は、ターミナル駅内のエレベーターの混雑だった。 案の定、エレベーター内は(特に若者達で)混雑していたが、まあ何とか乗降できたと言えよう。
「青色申告」の場合、大抵の担当者の皆さんはとても親切に対応して下さる。
時折、厳しい担当者に当たることもあるが。 私の場合はそれ故に申告内容を大幅に変更させられるでもなく、毎年スムーズに申告終了に至っている。
青色申告の場合 ¥100,000-(あるいは65万円のいずれか少ない方の金額)の特別控除を受けられるとの特典もあるため。
個人事業を展開されていて毎年の税務申告を面倒に思われている方々も、この制度を利用されては如何でしょうか?