原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

宅配便の届け方(受け取り方)が多様化した時代

2023年10月14日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、2023.10.13付朝日新聞夕刊漫画「地球防衛家のヒトビト」より転載したもの。)


 この原左都子も、漫画の主人公と同類の人間だ。
 こちらが宅配便の届け時間を指定したのならば、その時間帯に自宅に待機しているべきなのは当然と考え、いつもそうしている。
 
 これが確かに届け時間を過ぎても届かないことも稀にあり、多少苛々するのだが。 まあ大抵の場合は、多少遅くなっても予定時間を1時間以上超過することは無いものだ。


 我が家の場合、私も亭主も「ネット通販」を頻繁に利用している部類だろう。
 特に我が亭主など、通販大手の「アマゾン」ファンなのだが。 これの利用度合いが物凄い!!  日々、2,3個のアマゾン通販が到着する。😱  一体何をそんなに購入しているのかと言えば、一番多いのが「音楽CD」だ。    婚姻直後期に驚かされたのだが、我が亭主は大の音楽好きで書斎のほとんどがこのCD置き場が占めていて、その数たるや 一時一万枚を超えていただろうか?? 引っ越し時に、「ご主人は音楽家ですか??」と問われた程だ。 私の命令でその数を戸棚に入る枚数に減らさせて以降も、増殖は続くが…

 そのアマゾン通販到着時間が、一時私の昼寝タイムと重なっていて難義させられた。 私の昼寝はリビングのソファが定置なのだが、ちょうどウトウトし始めると、必ずチャイムが ♪リロリロリロリロ…♪ と鳴り始める。 ついに堪忍袋の緒が切れた私が「時間指定するなどして、昼寝中のアマゾン通販到着を避けよ!!」と亭主に指導したものだ。


 その後 世の通販配達方式の多様化に伴い、アマゾン通販の配達時間が午前中にズレたようだ。

 今では「置配」なる、消費者観点から言わせてもらうと。 まるで盗まれることを前提としているがごとくの配達方式が正当化されているのに驚かされる。😨 
 あるいは、宅配ボックスや「時間指定配達」も既に一般化していると言えよう。



 その「時間指定配達」をテーマとした漫画が、冒頭の2023.10.13付朝日新聞 しりあがり寿氏作の作品だ。

 これ、私も登場人物同様に、自分が指定した配達時間には必ず自宅にいる主義である。 おそらく大多数の人が常識として同様の行動を採っておられることだろう。


 昨日私宛に届いたアマゾン通販にて購入した「靴」の話題に変えよう。

 アマゾン社の場合、他社と比較して注文から配達までの日数が短いのが特徴と捉えている。
 そのアマゾンに注文していたパンプスが、注文の次の日に届けられようとしたようだ。
 ところが、その日はちょうど私は高齢者施設にて暮らす義母の元に訪れていた。 帰宅してみると、アマゾンとしては珍しいことに「不在者配達票」がポストの中に入れられていた。
 いつもならば総合玄関1階の宅配ボックスに入れてくれているのに、今日はどうしてそうしてくれずに持ち帰ったのだろう??? と不思議に思っていると、亭主が「もしかしたら総合玄関の宅配ボックスの位置が分からなかったのかもしれない」との回答だ。 確かに我が集合住宅の場合、一見して分かりにくい場所に宅配ボックスが設置されている。 あるいは、宅配ボックスが満杯で持ち帰ったとの事例も過去にあったが。

 とにかくやむを得ず、ネット上から再配達を指定した。
 そうしたところ、アマゾンの場合その処理も素早いことに感動させられた!
 私がネット上で「再配達」の詳細を入力するなり、その画面が私が指摘した配達スケジュールを提示してくれた。

 そして本日、その私が指定した時間通りにアマゾンが再配達のパンプスをマンションの我が部屋まで持参して下さった!
 (参考ですが、このパンプスは11月に郷里にて開催予定の我が医学部同窓会に出席するために購入したのですが。 左脚が未だ完治しているとは言えない身にして、ちょっと無理があるかも… やっぱり その日も運動靴で行くべきか?? なる、身勝手な理由で意気消沈している私です…😰 )


 
 話題を元に戻そう。

 とにかく、今現在の通販業者はその厳しい配達体制に於いて弛まぬ努力を重ねていることを痛感させられる。

 それに合わせて それを受け取る顧客側も、なるべく通販業者の足を引っ張らないような受取り努力を実行するべきと私は考え、日々そのように行動しているつもりだ。