(冒頭写真は、2023.10.21付朝日新聞別刷「be」より、中川いさみ氏作 漫画「コロコロ日記」を転載したもの。)
以前にも 当該漫画家・中川いさみ氏は、内視鏡検査で難義されたエピソードを当該漫画内に描かれていた。
(「原左都子エッセイ集」バックナンバーにて引用させていただいております。 バックナンバー数が膨大なため探すのに時間を要するので、勝手ながら今回は再掲載を割愛させていただきます。)😜
早速、冒頭漫画を拝見した原左都子の感想を書かせていただこう。
漫画家の中川いさみ先生、凄い進歩じゃないですか!!!
以前、口から内視鏡を飲み込んだ時には“死に物狂い”だったのに。 今回は、お家で飼われているネコちゃんたちの事を思い浮かべつつ、検査に耐え抜かれたとは。
もう、これから内視鏡検査は大丈夫ですね!
ここで、原左都子の過去のエピソードを簡単に振り返ってみると。
時は19歳の医学部学生時代の実習にての出来事だが。
その日は、学生全員が自分の胃液をゾンデにて採取して、それを検体として胃液酸度の測定を行う、との午前中の課題だった。
朝から皆(と言っても女子ばかり18名だが)が、一斉にゾンデを飲んで自分の胃液を採取する実習から開始した。
スルスルとゾンデを飲んで、わずか10分足らずで検体としての胃液を採取出来たクラスメートが多数の中。
この私を含めた、4,5名がゾンデを飲むのに苦慮している。
そんな学生を担当教官の医師が励ましつつ、私以外の学生は胃液を採取し終わった。
さて、この私だが。
どうしてもゾンデが喉に引っかかって、オエオエと吐き気ばかりが襲ってくる。 担当教官が、「貴方は意識し過ぎだよ。 少し落ち着いて気持ちを楽に持ってごらん。」
そんな事言われたって、私には無理です!!! と言いたいのをこらえつつ何度飲み込もうとしても、オエオエ吐き気が襲ってくるばかりだ。
もう涙も鼻水も大量にたらしつつ、それでも担当教官は容赦無い。
どうしても採取せねばならないため命がけで頑張って、ほんの少しだけ胃液は採取出来た。 ただ、沢山の唾液も涙もが一緒くたに試験官に入った我が検体での検査結果は、信憑性が無かっただろうなあ…
これが困ったことに。
あの時の苦しみが、後々のトラウマとして我が脳裏に残ってしまったのだ… 😵
そもそも医学関係者にして(いや、そうだからこそ!!)病院嫌いの私だが。
胃カメラを飲まされる機会がその後やってきた。
50代前半期の事だが、訪れた病院にて「胃カメラ」を飲むことを指示された。 これが優しい担当医だったことが幸して、私が完全拒絶!!を徹底的に貫いたところ、それを許して下さったのだ!😂
あれは命拾いだった…
その後は、私がその検査をされる場に決して行かないことが効を奏して、未だに胃カメラを飲まずに済んでいる…
そんな私だが。
昨年受けた「左膝複雑骨折手術」や今年の8月に受けた「その除去手術」は大丈夫だった。
いやいや私に言わせてもらうに、“自力でゾンデ飲む”との地獄の沙汰と比較すると。
部分麻酔でベッドに寝てりゃすべて各種医療担当者が施術してくれる手術って、実にラクなもんだった、との感想かな?? 😷
それにしても、漫画家の中川いさみ様。
よくぞまあ、「内視鏡を飲み込む」などとの“地獄の沙汰”を無事通過されましたね!!
医学関係者と致しましても、「尊敬」以外の何物でもない快挙ですよ!!!😆