昨日公開した冒頭表題の続編となるが。
少しだけ、昨日のエッセイ内容を再掲載させていただこう。
本日昼過ぎに、郷里の高齢者自立支援施設でお世話になっている実母より電話が入った。 その内容が あまりにも疎か、かつ腹立たしい!!😡 😭 ため、急遽それを以下に殴り書きさせていただこう。
11月中旬に、私は我が卒業大学医学部の同窓会に久しぶりに出席する予定でいる。 その際のついでに、上記郷里の高齢者自立支援施設にて暮らしている実母が永代供養を予約している四国88か所霊場の一つである5番札所・地蔵寺に、生前の挨拶にお供する予定を入れている。
それは問題ないのだが。
先程の実母からの電話で、「その際に、是非共東京で買った手土産を持参して欲しい。」との以前よりの要望の繰り返しを実母がのたまう。
これに関しては、今現在我が複雑骨折の左足が未だに万全ではなく、一人で手荷物を複数持参することは危険を伴うとの事情を実母に既に重々話してある。 「前にも言ったけど、その事情があるから今回は前もって施設宛に東京から宅配便を送るからそれで済まさせてもらいたい。」
この我が要望に、実母は同意してくれたものと思っていたのに。
先程の電話で、実母は意外な発言をするではないか!
「実の娘が手土産無しで施設に来るのは恥ずかしいから、当日は施設外で待ち合わせをすることにする。」
直後には理解しにくい実母の発言であったし、そもそも実母も90歳を過ぎて多少の認知症もあると考え、とりあえずそれに同意をした。
電話を切った後でよーく考えてみるに、施設外での待ち合わせと言ったとて、実母はおそらく手押し車無くして施設外部へ出る事すら不能であろう。 一体どこで待ち合わせをする気なのだろう…??? (中略)
それにしても、私はやはり悲しい。
(以下略すが、以上昨日公開の我がエッセイの一部を再掲載したもの。)
本日 この件に関して、実母の実妹に当たる郷里の叔母(以下、「さっちゃん」とする)に電話して、実母に対する我が思いをお聞きいただいた。
まずは、実母の施設へ私が行くことを拒んで施設外で待ち合わせをしたいと実母が言った理由に関してさっちゃんのご意見を伺ったところ、思いもよらぬ返答が返ってきた。
さっちゃん曰く、「それは、〇ちゃん(私の事)が考えている理由とは全く異なる理由で〇ちゃんが施設へ立ち寄ることを拒んだのではないか? 姉さん(私の実母のこと)を施設入居後ずっと身近に見てきている立場として、姉さんはむしろ施設内では施設スタッフに遠慮ばかりして、何も言えないような気の弱さすらある。 今回、〇ちゃんが施設へ立ち寄るのを嫌がったのは、手土産問題とは全く関係の無い部分で、むしろ、〇ちゃんにそんな施設内での自分の弱腰な態度に気付かれるのが嫌だったからではないかと思う。 例えば、現在役所から税金関連の提出書類が届いているようだが、その書類が自力で作成できなくて私の処へ書類作成の助力を頼んできている。 それこそ施設へ相談すればいいものを、どうも姉さんはその行動が恥ずかしいと考えるようだ。 それだけ元公務員としてのプライドもあるのだろう。 ただ、既に年齢も90代に突入していることだし、私の方で手伝う手はずは整えている。」
そうだったんだ。😲 とかなり驚く私だが。
そう言われてみるに、私が実母の施設へ行ったのは入居直後の引っ越し手伝いと、その後は2年に一度程度の訪問後。 コロナ禍に突入して以降は施設側が出入り禁止措置を採ったし…
ほとんど、実母の施設暮らしの実態を把握していなかったことに気付かされる。
今回叔母のさっちゃんからの話を伺って。
そう言われてみると あの実母は“内弁慶”なところがあって、肝心要の事象に関して自分より偉い立場の人達と対等に対応できないところがあることを思い起した。
なんだか さっちゃんの話に大いに納得させられて、その後実母に対する怒りの感情が消え去ったのはラッキーだった。
それにしても、それならばそれで実の娘に対する対応の仕方も他にあるだろうに。 何故 話の内容を「施設に手土産を持ってこない」ことに怒っているがごとくにすり替えたのだろう??
昨日まではそれに憤っていた私だが。
本日叔母のさっちゃんと電話での貴重な会話が叶って、実母に対するその憤り感情が消え去っている。
とにかく、11月中旬には実母が暮らす高齢者自立支援施設へ行こう。
それ程までに、娘の私が施設担当者の皆さんに会うことを実母が避けて欲しいのならば、それに従ってもいいが。
娘の私とて短時間でいいから、施設担当者さん達に一言二言の日頃の挨拶はしたいものだよ…