原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

郷里医学部卒業後 40数年ぶりに初めて出席した同窓会 ー vol.1 ー

2023年11月23日 | 人間関係
 (冒頭写真は、11月に開催された郷里医学部同窓会会場にて撮影した室内風景。)


 郷里滞在最終日に、この同窓会に出席するスケジュールを組んでいた。

 駅前ホテルよりタクシーを拾い、行き先を述べると。
 タクシー運転手氏がおっしゃるには。 「その料亭は高級で、一般人が易々と行ける場ではないですよ。」😵 

 郷里を離れて長年が経過している私としては、今となっては郷里の料理処など一切知らない。 
 それにしても今回の同窓会の会費が割安のため、私としてはまさかそんな高級料亭ではないと思っていたのだが。


 さて、私が通った医学部に程近い場所に、その「料亭」??はあった。
 高級料亭??の割には、玄関に到着しても誰一人としてのお迎えも無い。 どうやら開店前で職員たちのミーティングを実施している最中だったようだ。しばらく待って、それが終ってから私は声を掛けた。 「〇〇大学医学部の同窓会が本日ここで開催されるので、参りました。」
 通された部屋にトップバッターで入って、部屋の写真を映したりしていた。

          

          

 椅子の数を数えながら、(本日の出席者は12名だなあ…)などと把握していたところ、同級生が一人訪れた。

 はやり、40数年の年月とは侮れない。
 一体その方が誰なのやら、一切分からない。
 と私が困惑していると、私を一見したその女性が言う。「〇ちゃんでしょ!!」 大当たりだ!

 その後も、次々と同窓生が部屋に入って来る。
 「えっ!! 誰!?!?」この言葉を繰り返す私に対し、相手はほぼ私を判別できる様子だ。
 そんな同窓生の一人の見解によれば、「〇ちゃんは、体型ですぐわかる!」

 有難い話だが。
 実は私は大学時代は今よりも太っていた。
 上京後はずっとスリム体形を維持し続けて現在に至っているが、まあ確かに脚の長さは昔から変わらないなあ、などと内心納得しつつ。😜 


 肝心の同窓会だが。
 何処の同窓会も同様だろうが、12人規模の椅子席同窓会の場合、どうしても近隣の参加者との会合にならざるを得ないだろう。


 もう一点気付いたのだが。

  今時の同窓会(特に高齢域の)では、酒を1杯しか飲まないのが礼儀だと悟った。
 この私の場合、同窓会の後は空港まで向かって帰宅の路に就かねばならないため、元より酒は控えようと考えていたのだが。
 
 それにしても、10月に出席した高校時代の同窓会もほぼ“酒無し”だった。
 
 やはり 年老いた人間にはそれなりの道理や礼儀があるものと悟った同窓会でもあった。



 続編を、次回以降に綴る予定です。

  (予告として この同窓会ほど、出席同窓者からの “〇ちゃん(私の事だが)コール” が多かった会合を私は今まで経験していない程に、それはそれは感激的だった!!) 😱 😝