原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

我が子が新婚で新居を購入する際に、親は資金的援助をするべきか?

2024年06月23日 | お金
 本日のエッセイテーマは原左都子としては珍しく、家族とカネにまつまる話題である。


 と言うのも、本日午前中に我が郷里 親戚のさっちゃん(実母の妹に当たり、近頃電話のやりとりが多い等々 以前から仲よくしていただいている叔母)より電話があったのだが。
 その主たるテーマが、表題のごとくだった故だ。


 お互いの近況を述べあっていたところ、話題が「家族とカネにまつわる話題」に移った。

 さっちゃん曰く、「〇ちゃん(私の事)が30歳頃に単身で自分が住む住居を購入した時には、親御さんからいくらぐらい援助してもらったの??」

 私応えて、「全額自己資金での購入だったよ。 そもそもうちの親(さっちゃんの実姉とその夫)って、元々子どもにカネを使わない人種なのよ。 教育費用ですらケチったんだから、私が単身で暮らす家にカネを出す訳もないと最初から悟っていて、全額自己資金で購入したよ。)

 さっちゃん応えて、「そうだったの! それはビックリだけど、確かに〇ちゃんは医学の仕事をしていて結構自力で稼いでいたよね。 それにしても、本当に親が一銭も出さなかったの?!?」
 私が応えて、「そもそもあの親どもは、私の上京後一度足りとて様子を見にも来なかったよ。 一度何で来ないのか?と聞いたら、〇子(私の事)は何の心配も無くて行く必要が無い、と言ってたよ。  米国の姉の処へは何度か行ってたくせにね。」

 さっちゃんが応えて、「私が思うには、子どもの再スタート時には例えば新居購入等の一助を親が成すべきと考える派で。 長男にも次男にも、それぞれ数百万円単位の援助をしたものだ。 これぞ、親として果たす役割と私は今でも考えているよ。」

 ついでに私が曰く、「あの母親は、私が30歳独身時に自力で新居を購入したと言った途端、すぐさま一人でやって来て、多忙を極めている私を無視してその新居をまるで自分が購入したがごとくにテレビを長時間見たり、ダラダラと自分の好き放題に暮らすのよ。 私としては当時勤労学生でまさに多忙だったし、横でテレビ見て寛がれても迷惑なのできっぱり怒ったよ!  そうしたら、早めに帰ることにしたようだけど、その際に新居祝として5万円だけ置いていったかな??」

 それを聞いたさっちゃんが驚いて、「親から子に対する新居祝金が5万円だけ!!! 到底常識では考えられない!!」

 そこで私が言った。 「だから、あ奴(母親)はさっちゃんへの遺産も5万円でいいと言ってるのよ。 残った遺産に関してはいろいろ私に言ってくるけど、どれもこれも信ぴょう性が無いことばかり。 全部米国のジョージくん(NASA勤務で年俸3000万円也の孫)にやる、と言い始めたり。 そもそも、我が父の遺産とて自分で独り占めして知らんぷりよ。 大した金額じゃないからそれでいいと私も思っているけど。」

 それを聞いてさっちゃんが再びビックリして、「ええ、御主人の遺産を独り占めにしたの!?! それは考えられない話よ!!」
 私が返して、「もう済んだ話だからどうでもいいんだけど、非常識な話でしょ。」


 まだまだお金がらみの話が続いたなあ。

 とにかく、私の叔母であるさっちゃんとの人物は世間常識を十分にわきまえている人で、自身の息子さん達2人の住宅建設費用等々の一部(多く)を心良く負担してあげたとのことだ。



 いやいや、この私は本気で“業突く張り”の実母のカネなど一銭も要らない!!
 今後の葬儀やその他の世話はこの私しかする人間がいない故に、責任もって執り行うが。

 葬儀の後、永代供養墓に入れたらそれで終了さ、 我が実母に対する奉仕活動は。


 実母のカネなど、本気で一銭も要らないが。
 
 そうだなあ、我が最愛の一人娘にはきちんと遺産を残してやりたいなあ。 
 そして、もしも将来婚姻して共同生活に入る場合には、さっちゃんのように出来る限りの援助をして、豊かに暮らしていける土台作りをしておいてやりたいものだ。